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スポニチアネックス

バルセロナ ハーランド獲得は“夢物語”ではない?スペイン紙が報道「近年最悪の財政難だが可能性ある」
今夏の去就が注目されるドルトムントのFWハーランド(AP)
 スペイン紙スポルト(電子版)は16日、バルセロナが今夏の獲得を狙うノルウェー代表FWエルリング・ハーランド(ドルトムント=21)について「近年で最悪の財政難を迎えているバルセロナだが、移籍金2億ユーロ(約260億円)を超える可能性もあるハーランドの獲得は決して“夢物語”ではない」と報道。移籍金の約半分以上を調達できるという3つのミッションを紹介した。

 同紙はハーランドについて「今夏の移籍市場でバルセロナが補強を狙う第一ターゲットだ」と紹介。「クラブの経営状況がここ最近で最悪の状況であることは周知の事実ですが、ハーランドの到着が最優先事項であることは経営陣も理解している。移籍金が2億ユーロを超える可能性があるにもかかわらず、カンプノウでは彼との契約が“夢物語”ではないことを承知しているのだ」と報じた。

 さらにその“夢”を実現させるために必要な3つのミッションとして現在期限付き移籍しているFWグリーズマン(Aマドリード)、MFコウチーニョ(アストンビラ)、MFトリンコン(ウルバーハンプトン)ら3選手の売却が不可欠だとし、3つのクラブがそれぞれ買取オプションを行使した場合「バルセロナが受け取る可能性のある金額は合計で1億1000万ユーロ(約143億円)になる」と報道。非常に“前向きな発想”でハーランド獲得の可能性を示した。

 一方、ハーランドは14日のフライブルク戦後「サッカーに集中したかったけど、クラブが決断を迫るようになった。そろそろ決めないと」と去就に関し注目の発言。移籍先の候補にはマンチェスター・シティーやバイエルン・ミュンヘンも挙がっているが、ドルトムントのツォルクSDは「ハーランドのメッセージには少し驚いた」とコメント。ドイツ紙キッカー(電子版)によるとツォルクSDは「今のところ期限はなく、まだ話も始まっていない」と反論。「いずれ彼の状況に対処しなければならないことは明らかであり、(彼の発言は)理解できる」と付け加えた上で、選手の代理人であるライオラ氏の“策略”だったのではないかという見解を伝えた。

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