執筆:
Rachit Thukral
2022/01/15 11:34
2022年ダカールラリーの全日程が終了し、トヨタのナッサー・アル-アティヤが2019年以来となる総合優勝を達成した。

 1月14日に2022年のダカールラリー競技最終日が行なわれ、4輪はトヨタのナッサー・アル-アティヤ、2輪はサム・サンダーランド(GASGAS FACTORY RACING)が総合優勝を果たした。

 アル-アティヤは2020年、2021年のダカールラリーを惜しくも総合2位で終えていた。2022年はトヨタ・ハイラックスT1+を駆り、安定した速さを見せた。

 プロローグで首位に立ったアル-アティヤは、ライバルたちがナビゲーションミスやマシントラブルでタイムをロスする中、全く綻びを見せずに総合優勝を飾った。

 30分以上のリードを築いたラリー終盤はリスクを冒さず、ペースをコントロールしたアル-アティヤ。最終ステージのステージ12は164kmと比較的短いステージだったが、最速だったチームメイトのヘンク・ラテガンから7分53分遅れでフィニッシュ。ステージ19位と、フィニッシュまで慎重にマシンを運んだ。

 アル-アティヤにとって、これでダカールラリーは4勝目。トヨタにダカールラリー初優勝をもたらした2019年以来の勝利だ。これは、アリ・バタネンと並びダカールラリー自動車部門の歴代勝利数2位タイの記録となる。
なお、歴代最多はステファン・ペテランセルの8勝。ペテランセルは今回アウディから参戦したが、デイリタイアを喫し総合59位だった。
     ===== 後略 =====
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