楽天 球団はもうからない。でも球場はもうかる
https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1109/16/news008_2.html
東京ドームは広告看板が山ほど出ています。この看板によって
100億円以上の収入を得ていますが、それはすべて会場を貸している
東京ドームの収入になって、巨人軍には1銭も入らないんです。
だから、自分たちで球場も持てば、まったく違ったビジネスモデルが
できるのではないかというのが私たちの考えでした。

サッカービジネスをしようとすると、お客さんにできるだけ快適な環境を提供したいと思います。
おいしい食事を提供したい、いいシートに座らせてあげたい、せっかくだから広告看板を付けて収入も得たい
と最初は思っていたんです。ヴィッセル神戸の本拠地はホームズスタジアムという第三セクターのスタジアムです。

第三セクターの側からすると、「いや、ヴィッセル神戸さん。あなたたちのサッカーの試合の日に、
私たちはスタジアムを貸しているだけですよ。借りているだけの人が『売店をこうしろ』『シートをこうしろ』
『看板出してくれ』なんてとんでもないじゃないか。サッカー場は私たちのものであって、ヴィッセル神戸のものではない。
あなたたちは使用料を払って、使っているだけじゃないですか」という話になったのです。
楽天が野球で仙台に進出する時に「あのヴィッセル神戸の問題は解決しなくてはいけない」と考えていました。

これからは自分の球場持つのが正解