コッポラって映画の全体として「骨格」は作るの上手いんだが、映像美とか構図の上手さってのがあまりないんだよ

それでも1,2が素晴らしいのはその引き込まれる重厚なストーリーのおかげ
後は映像が古いのも逆に”雰囲気”を出すのに貢献してると思う

そこで3なんだが、確かにストーリーもちぐはぐな感じで焦点がぼやけ気味なんだが、
実はそこじゃなくて”重厚感”が足りないんだよなぁ
映像がきれいでくっきりしてるんだが、それが逆に安っぽいチープな印象を受けるんだよ
それは構図があまりよくないから

コッポラって生まれてくる時代を間違えたかのような”古い構図”なんだよなぁ
だからコッポラの作品は80年以降絵がきれいになるにつれてヒットもしてないんだと思うわ
絵がきれいになればなるほどつまらないんだよ
多分これって昔の有名な大御所映画監督がその時のままの古臭い構図のままで現代にいてもつまらなく感じただろうって思わせてくれる