竹宮さんもアレな人とは思っているんですけどねw
どちらかというと竹宮さん嫌いな私ですら竹宮さんに同情してしまった昨年の萩尾本

それであれこれと調べてみるに萩尾さんは著書でも無邪気無関心マイペースをアピールしているけれど
「風と木の詩」のクライマックス、ジルベールの死の回に
同じ雑誌の同じ号で自信作であろう「半神」をぶつけているし
「残酷な神が支配する」も「風と木の詩に対するアンチテーゼに見えるし
萩尾さん本人は天真爛漫を装いつつ実は自分に自信があってつい竹宮さんに当たり屋的なことをする所ではあるのではないかと
昨年の萩尾本では「あの巻頭を任せてもらえている竹宮さんが私に嫉妬?」と言っている割には
その後自分(萩尾さん)に嫉妬する竹宮を強調しまくる内容だし
編集者の山本さんや大泉サロンに集ってくる人の態度を見れば自分に人気あるのやある種竹宮さんの劣勢は気付くだろうし
(また「また竹宮さん怒られたのかなあ」とか)
なものだから、自分もヨーロッパの寄宿舎の少年物を書いてみたくて
竹宮さんよりうまくやってみせる自信もあって
それで竹宮さんが編集からストップかかっているのを見て突っ走っちゃったのかなと思ったりした

一方竹宮さんのロンドカプリチオーソのニコルの扱いもエグくてドン引きですがw
フィギュア漫画としてはコンパルソリをきちんと扱い
試合での演技とはまた違うエキシビションの演技の価値についても語られていて素晴らしいのに