JRAは11日、2021年度のJRA賞競走馬部門の各受賞馬を発表した。年度代表馬には皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念のG1・3勝を挙げた3歳馬のエフフォーリアが選ばれた。3歳馬の年度代表馬選出は、18年のアーモンド以来3年ぶり。香港G1・2勝と、米G1のブリーダーズCフィリー&メアターフなど海外G1・3勝を挙げたラヴズオンリーユーとの一騎打ちを制した(※馬齢は2021年時点)。

 各部門の受賞馬と票数の内訳は次の通り(性齢、厩舎、父名=主な勝ち鞍の順、馬名後のカッコ内は票数)。

 ▼年度代表馬 エフフォーリア(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父エピファネイア)=皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念

  エフフォーリア(277)、ラヴズオンリーユー(18)、マルシュロレーヌ(1)

 ▼最優秀2歳牡馬 ドウデュース(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)=朝日杯FS

  ドウデュース(251)、キラーアビリティ(44)、該当馬なし(1)

 ▼最優秀2歳牝馬 サークルオブライフ(牝2歳、美浦・国枝栄厩舎、父エピファネイア)=阪神JF

  サークルオブライフ(294)、該当馬なし(2)

 ▼最優秀3歳牡馬 エフフォーリア(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父エピファネイア)

  エフフォーリア(296)

 ▼最優秀3歳牝馬 ソダシ(牝3歳、栗東・須貝尚介厩舎、父クロフネ)=桜花賞、札幌記念

  ソダシ(234)、アカイトリノムスメ(56)、ユーバーレーベン(3)、該当馬なし(3)

 ▼最優秀4歳以上牡馬 コントレイル(牡4歳、栗東・矢作芳人、父ディープインパクト)=ジャパンC

  コントレイル(282)、テーオーケインズ(10)、該当馬なし(3)、カフェファラオ(1)

 ▼最優秀4歳以上牝馬 ラヴズオンリーユー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ディープインパクト)=クイーンエリザベス2世C(香港)、BCフィリー&メアターフ(米国)、香港カップ(香港)

  ラヴズオンリーユー(251)、グランアレグリア(31)、クロノジェネシス(11)、マルシュロレーヌ(2)、アカイイト(1)

 ▼最優秀短距離馬 グランアレグリア(牝5歳、美浦・藤沢和雄厩舎、父ディープインパクト)=安田記念、マイルCS

  グランアレグリア(284)、ピクシーナイト(10)、ダノンスマッシュ(1)、該当馬なし(1)

 ▼最優秀ダートホース テーオーケインズ(牡4歳、栗東・高柳大輔厩舎、父シニスターミニスター)=チャンピオンズC

  テーオーケインズ(240)、マルシュロレーヌ(47)、カフェファラオ(8)、オメガパフューム(1)

 ▼最優秀障害馬 オジュウチョウサン(牡10歳、美浦・和田正一郎厩舎、父ステイゴールド)=中山大障害

  オジュウチョウサン(166)、メイショウダッサイ(127)、該当馬なし(3)

https://hochi.news/articles/20220111-OHT1T51058.html