ウォルバーハンプトンは5日、スイスのグラスホッパーに所属していたMF川辺駿(26)の獲得を発表した。契約期間は3年半。欧州挑戦からわずか半年、世界最高峰のプレミアリーグへの電撃移籍が実現した。

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 川辺は昨年夏、サンフレッチェ広島からスイスのグラスホッパーに加入。公式戦18試合に出場し、3ゴール4アシストを記録していた。

 ウォルバーハンプトンにとってはクラブ史上初の日本人選手。クラブの発表によると、3年半の契約を結んだ後、グラスホッパーとのローン移籍契約を再度交わし、スイスリーグでシーズン閉幕までプレーするという。

 ウォルバーハンプトンのテクニカルダイレクターを務めるスコット・セラーズ氏はクラブを通じて声明を発表。「彼は攻撃的なMFで、非常にエネルギッシュで、献身的で、質の高い選手だ。彼は今季、グラスホッパーで輝きを放っており、チームがうまくやれている主要因となっている」と高い評価を明かした。

 また複雑な移籍の経緯については「イギリスの国際プレーヤーとの契約に関する基準により、ハヤオは今月イギリスのクラブとサインすることができる選手だが、この先はできなくなるかもしれない。だからこそ、契約を確かなものとするため、いま移籍を行った」と説明。イギリスの労働許可は取得したとみられる。

 その上で「スイスリーグが中断期間となっている1月はブルーノ(監督)のチームとともに過ごす。彼はこれまでグラスホッパーにとって重要な選手だったため、グラスホッパーに戻ってシーズンを終える」とし、今季はスイスでプレーすることが伝えられている。

ゲキサカ 1/5(水) 19:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/0546aed2e46e97023d37bbcc8da0aaf49bab3152

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