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広島・栗林(右)が絶大なる信頼を寄せる森下(東スポWeb)
新人王に輝いた広島・栗林良吏投手(25)はさらなる飛躍を遂げるか。ルーキーイヤーの2021年は開幕から守護神を務め、デビューから22試合連続無失点の新人記録を更新するなど、獅子奮迅の活躍を見せた。
53試合の登板で新人最多タイの37セーブを挙げ、防御率は0・86。セーブ機会での失敗は一度もない。また、東京五輪の野球日本代表でも守護神を務め、全5試合に登板して2勝3セーブで日本の金メダル獲得に貢献した。
そんな栗林は最優秀新人賞の会見で妻・沙耶さんに「一番の力になった」と感謝し、この賞を争ったDeNA・牧、ヤクルト・奥川ら新人特別賞を得たライバルに「自分の中で頑張る原動力になれたのかなと思っています」と語った。
そしてもう一人、栗林が感謝してやまないのが、20年の新人王で1歳年下のチームメート・森下だ。「毎日が充実してるのは森下のおかげだと思う。今年1年感謝してもしきれないぐらいお世話になってるのかなと思います」。キャッチボールをする中で栗林の球について「シュートしてるだとか、カーブは昨日の方がいいですよとか」を的確に指摘してくれるという。プロの1年先輩≠ナある森下とそういった会話ができたことが成長につながっていたのだ。
さらに右腕は「森下という(先に)新人王取って、日本を代表する先発投手とたくさん話ができることは、すごいうれしいなと思う」と続け笑顔を見せる。22年に向けて「2年目のジンクスと言われないように」と気合を入れた栗林は、森下とともにチームの柱を担う覚悟だ。
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