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 流出したLINE画像は本物なのか、と聞かれると久保は「あれは本物です。実際、僕も誰にも言えていなくて。本当にみんなを裏切っちゃている話になっているというか。真剣勝負で、とはいえもちろん契約って言ったらいい方はあれですけれど、自分の中では2Rで勝負だなくらい思っていたので。そういう背景とかも、みんなを巻きこんじゃいけないとかいろいろなあれがあったりとか。僕に関わってくれる人、スポンサーさんだったり、トレーナーの先生たちだったり、サラちゃんだったりには言えなくてどうしようかなって感じでリングに上がってしまったみたいな感じで」と、周りの人に気遣って申し出を受けてしまい、周りに相談せず自分一人で決めてしまったという。

 今後どうしていくのかと問われると「どうしていきたいというのが今はちょっと正直なんか……分からないというか。ただそうですね…とうしたらいいのかなっていうのが今。とりあえず自分の中でキチンと動画で思いの丈とか謝罪とかしないといけないのがありますし」といまだパニック状態にあるが、自身のYouTubeで事情を説明したいとした。

 三崎氏は「YouTubeでリベンジできたらいいですね」と言い、久保は「シバターさんは最初からそもそも僕をはめこむ気で、あれだったら最初から僕も本気で行きたかったというのは確かにありますね」とそれには答えなかった。

 そして「動画を取って明日(3日)にでも上げたいと思います」と久保は締めくくった。

 現時点で、シバターの声明と久保のコメントは食い違っており、本誌の取材にRIZINは「事実関係を確認中」としている。

 今回の試合がYouTuber、プロレスラーでもあるシバターによる大晦日向けのエンターテインメント寄りのカードで、事前の陽動作戦だったとしても、今回の試合はYouTubeでのエキシビションマッチでもプロレスの試合でもない。

 JMOC(日本MMA審判機構)も関わる公式試合で、「不正試合」と疑われる行為があったとしたら、MMAという競技の根幹を揺るがす出来事だ。一刻も早い、両選手および同試合に関わる関係者による事実確認が望まれる。
★抜粋
https://news.yahoo.co.jp/articles/a23c40d71c593bd8c195df10f2d4c1aa1b82ecc6