12/29(水) 13:45配信
デイリースポーツ

 男子500メートルを終えて肩を落とす加藤条治(撮影・堀内翔)

 「スピードスケート・北京五輪代表選考会」(29日、エムウェーブ)

 男子500メートルが行われ、10年バンクーバー五輪銅メダルで5大会連続出場を目指した加藤条治(36)=博慈会=は最後のコーナーで転倒し、54秒35の25位に終わった。北京五輪出場は絶望的となった。

 前日の公式練習では、会場に向かう自動車で追突事故に遭い、時間内に到着できず練習をキャンセル。事故の影響は「全くなかった」とし、「悔いは全く残らない。1番大事なのは絶対に諦めないことと決めているので最後までやりきった」と転倒後もすぐに立ち上がって最後まで氷上を駆け抜けた。

 今後の進退については「まだ何も答えられない。これから決めていく」と加藤。ただ、4年後のミラノ・コルティナダンペッツォで開催される冬季五輪は「完全に無理です」と話した。

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