12/29(水) 18:00
東スポWeb

鬼束ちひろ“救急車キック”で「月光」写真展が盛況の因果
鬼束(顔写真)の写真展は盛況だった(東スポWeb)
 2021年の芸能界を騒がせた1人が救急車を蹴ってへこませたとして器物損壊の疑いで逮捕、送検されたシンガー・ソングライターの鬼束ちひろ(41)だ。

 事件は11月に東京・渋谷区のJR恵比寿駅近くで起きた。鬼束と一緒にパチンコに興じていた友人女性が体調を崩し、救急車が駆け付けた際に鬼束が通行人から嫌味を言われ、救急車を蹴ったという。「器物損壊ですぐに逮捕というのは、ちょっと。薬物を疑われたんだと思います」と芸能関係者は話す。
 
 鬼束と言えば、過去には同棲中の男性からDV被害を受けたり、ツイッターで和田アキ子に対し物騒な発言をするなど、スキャンダラスなイメージが強い。

 事件ではその後の薬物検査の結果、陰性で飲酒もしていなかったことがわかった。

 薬物反応が出なかったことでネット上では「暴力行為はよくないけど、嫌味を言ったヤツが悪い」と擁護論も。ここ数年、鬼束の体調が万全ではないことはファンにとって周知の事実だったことも大きかった。

 事件後の12月上旬には、鬼束の代表曲「月光」をオマージュした写真展「月光〜光宗薫〜Homage to Chihiro Onitsuka」も無事に開催された。

 関係者は「当初は社内もかなり混乱していましたが、最終的に『歌に罪はない』ということで開催されました。結果的に注目を集めて予想以上に盛況だったようです。『月光』という歌が持つ力のおかげでしょう」(同)と話す。

 今回の一件で失ったモノも多いが、鬼束のアーティスト性に再びスポットライトを当てる機会にもなったようだ。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/22d74d465feb003c3cc70a8475c0be37748b92a8