ユーチュラ
2021年12月25日 19:00

12月24日、「ヒカル」(登録者数461万)が「僕のせいでUUUMのビジネスモデルが変わってしまったみたいです」を公開しました。
https://youtu.be/czUSPBdZd4Q

UUUMは時代の変化に対応できる「柔軟な賢い企業」

東洋経済オンラインが12月22日に公開した「UUUM、専属YouTuber『半減』に踏み込む事情」を読んだというヒカル。

この記事では大手YouTuber事務所のUUUMが、

約300組のクリエイター(ユーチューバー)のうち、約半数の契約携帯を専属契約から『ネットワーク契約』に切り替える
とした上で、UUUMが新たな3つの戦略として「グッズ販売の拡大」「広告周辺領域の拡大」「社外クリエイターとの連携」を掲げたことが取り上げられました。

YouTuberのグッズ販売で売上向上を狙う方針を示したUUUMを、ヒカルは「柔軟な賢い企業だなと」「時代に応じて変化していかないとどんなビジネスも上手くいかない」などと評価しました。

アパレルブランド「ReZARD」や、ジョイフルとのコラボ商品など、このところYouTube外でのビジネスの成功も話題になっているヒカル。
以前からYouTuberがビジネスを手掛ける事例はあったものの、ヒカルほど成功したことはなく、ヒカルが「YouTuberが新規事業を立案する」という流行りをつくったと言っても過言ではありません。ヒカル自身も「業界の流れを先取れたのはデカかった」とコメントしています。

YouTuber発の事業が増える

YouTuberにとって通常メインの収入源となるのが、動画が再生されることで得られる広告収益。視聴者がお金を払わずしてYouTuberには収益が入ることから、ヒカルは「最強のビジネスモデル」だといいます。

しかしその一方で、「Googleの気分次第」で収益が左右されることも考えられるため、「安心できるかと言われたら、ちょっと難しいとこある」とも。
ヒカルのように、アパレルブランドなど「別の柱」を持つことは大切だといい、今後もYouTuberが新規事業を立ち上げる流れは加速するのではないかとコメントしました。

ヒカルによると、ReZARDはただ自分が欲しいものを作ろうと始めたアパレル事業だったそう。しかし、「宮迫博之」(登録者数139万人)とロコンドとのコラボなどを通じてReZARDの売上が大幅に上がったことで「このビジネスモデルは俺に向いてる」と確信したといいます。

多くのYouTuberの視聴者層は20代以下が中心なのに対し、自身は20代後半〜40代が多いと話すヒカル。
YouTuberといえば「お金をたくさん使って何かする」というイメージがありますが、ReZARDの成功を通じて、ヒカルはこれとは逆に、「お金をたくさん稼ぐ」姿を見せることで自身の視聴者には受けることに気づいたそうです。

今後は社会、大衆どちらにも影響力を持つ人間に

現在30歳のヒカルは、35歳までに1000億円の価値がつく企業を持ち、なおかつ圧倒的な人気を誇る人間になりたいと話します。

ヒカルは、現在ReZARDをはじめ、脱毛サロン、ヘッドスパなど合計7〜8個の事業を手掛けており、貯金額は約3億円。総資産は「100億近く」にのぼるそう。

そんなヒカルは「社会に影響力のある人」として孫正義氏、「大衆に影響力のある人」として松本人志氏を挙げ、今後は2人の「ハイブリッド」となるような「未だかつてない存在」を目指していきたいと語ります。

なれる、なれないは別として、なろうとしてるかどうかだと思ってるんで
と、ヒカルはいつも通りの強気な姿勢でコメント。
事業を多く抱える中でも自身の活動の土台はYouTubeだと話し、今後も「初心を忘れずにYouTubeを頑張りたい」と話しました。

動画の最後には、ヒカルが総資産の目標として現在のUUUMの時価総額、約150億円を「超えよう」と発言するシーンが。

死ぬほど金あったら(UUUM)買ったんのにな
(動画的に)UUUM買ってみたとか一番おもろいけどな
UUUMの人(YouTuber)が炎上したら、株主として動画をとる
などと冗談めかしつつ、「またラファさん(ラファエル)と話してみよ!」との一言で動画を締めくくりました

https://ytranking.net/blog/archives/66541