12/23(木) 13:39
スポーツ報知

羽生結弦が公式練習で4回転アクセルを着氷…26日フリーで世界初の成功へ
羽生は4回転半ジャンプを着氷させた
◆フィギュアスケート ▽北京五輪代表選考会・全日本選手権 第1日(23日、さいたまスーパーアリーナ)

 24日の男子ショートプログラムで、今季初戦に臨む羽生結弦(ANA)が公式練習に初めて参加し、挑戦を明言しているクアッドアクセル(4回転半ジャンプ)を跳び、着氷させた。26日のフリー「天と地と」で投入予定で、成功すれば前人未踏。羽生が競技会の会場での練習で4回転半に挑戦したのは2019年12月6日のGPファイナル、今年4月17日の国別対抗戦以来、3度目となる。この日、フリーの曲をかけて練習を行い、冒頭のトリプルアクセル(3回転半)、4回転サルコー、3回転半―2回転の連続トウループ、3回転ループ、4回転―3回転の連続トウループを着氷した。

 右足首負傷の影響で欠場が続いており、今大会が3連覇の懸かる北京五輪シーズンの初実戦となる。羽生は11月中旬のグランプリ・シリーズ第4戦、NHK杯前に右足関節靱帯(じんたい)を損傷して第6戦のロシア杯も欠場。新型コロナウイルス禍で拠点のカナダには行かず、日本で調整してきた。

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