2006年、主演舞台『田園に死す』にて俳優デビューした中村蒼さん。
NHK連続テレビ小説『エール』では、主人公の幼なじみでのちに作詞家となる村野鉄男役が話題に。
今年3月には30歳を迎えた中村さんが、また新たな役どころに挑戦。
12月18日、25日に放送されるNHK土曜ドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』で演じるのは、廃業寸前の厩舎を営むやる気のない調教師・緑川光司。
今回は、本ドラマのこと、そして30歳を迎えた今の心境を、2回に渡ってお届けいたします。
前編では、役への思い、そして共演した平手友梨奈さんについて。

平手さんは役に対する情熱がとにかくすごくて、天性のオーラを感じた

――いえ、むしろワイルドな中村さん、楽しみです！　主演を務める平手友梨奈さんの印象はいがかでしたか？

中村　テレビでもよくお見かけしていて、「本当に存在しているのかな？」というくらいのスター、という認識でした。撮影前は、人見知りな方だと思っていて。僕自身も誰とでもすぐ仲良くなれるという性格ではないので、コミュニケーション取れるかな、距離を縮められないまま撮影が終わってしまわないかな、と心配していたんです。でもいざ撮影に入ったら、役に対する情熱がとにかくすごくて。「瑞穂だったらこうすると思うんです！」など、自分が思ったことをしっかりと伝えられる方。この若さでトップに立っているのはこういうことなのか、と圧倒されました。

――休憩中など、いろいろお話されましたか？

中村　振り返れば、僕が質問ばかりしていましたね（笑）。オフのときは本当に普通の女の子で、でもいざ本番になると華というか、ギャップがすごい。ドラマでは、平手さん演じる瑞穂に感化されて厩舎の男性たちも変わっていくんですけど、それも納得というほど。そのくらい天性のオーラを感じました。

土曜ドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』（前・後編）
NHK総合　2021年12月18日（土）・25日（土）午後9：00〜10：13
（あらすじ）
女性騎手の芦原瑞穂（平手友梨奈）は、中央競馬で結果が出せず、地方の弱小厩舎へ移籍することに。
諦めずに夢を追い続ける瑞穂の姿は、心に傷を抱えたオーナー・緑川光司（中村蒼）や厩務員たちを変えていく。ある日瑞穂は、虐待を受けて狂暴になっていた牝馬・フィッシュアイズに出会う。
そして、共にG1レース・桜花賞を目指すのだが……。

全文
http://news.yahoo.co.jp/articles/6916d97c238e379f729e5cb89f430cb1100fc676

平手友梨奈主演　NHK土曜ドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』　
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平手友梨奈と中村蒼
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元欅坂46　平手友梨奈
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