米スポーツ専門局ESPN(電子版)は14日(日本時間15日)にMLBがロックアウトに突入した2日(同3日)までの時点で全30球団の戦力改善度ランキングを発表した。大谷翔平投手(27)が所属するエンゼルスをBプラスと評価して4位と格付けした。

 2021年のエンゼルスはオールスター戦までの前半戦を45勝44敗と勝ち越して折り返したが、最終的には77勝85敗と6年連続で負け越した。シーズン最終盤の9月26日(同27日)の会見で大谷が「勝ちたい」と発言して米メディアが騒然となった影響か、今オフのミナシアンGMは戦力強化に本腰を入れている。

 同電子版は選手の成績や22年のスケジュールなど様々のデータを何度もシミュレーションして、FA選手との契約やトレードで各チームがいかに戦力をアップダウンさせたかを解析。エンゼルスをメッツ、ブルージェイズ、アストロズに次ぐ4位とした。

「エンゼルスは投手陣を補強した。先発ではシンダーガードとロレンゼンと契約。救援ではループとイグレシアス。もちろんFA市場のトップ・リリーバーだったイグレシアスとの再契約は非常に大きい」。ただ、今後のやるべき課題として「もっと投手を補強する必要がある。進歩を遂げたが、勝利を得るにはまだ中途半端」と進言した。

 ロックアウト明けに大物先発投手獲得はあるのか。注目だ。


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