2021年12月14日
まいじつエンタ

『鬼滅の刃・遊郭編』第2話に豪華声優が集結! 起用理由はスキャンダル対策?

TVアニメ『「鬼滅の刃」遊郭編』(フジテレビ系)のキャスティングが、大きな話題を呼んでいる。12月12日に放送された第2話『遊郭潜入』にて、メインキャラクターではない人物に豪華すぎるほどの声優が抜擢されていたのだ。

※『鬼滅の刃・遊郭編』最新話の内容に触れています

音柱・宇髄天元の命令により、竈門炭治郎、嘴平伊之助、我妻善逸の3人は従業員として遊郭に潜入することに。女装した彼らは鬼を見つけるべく、それぞれが別の店鋪で調査を進めていく。

遊郭の「ときと屋」に引き取られた炭治郎は、そこで鯉夏という花魁に出会う。そして聞き取り調査をする中で、有力な情報を得るのだった。

その一方、別の店に引き取られた伊之助は「鬼」の気配を察知。カットが切り替わると、実際に「鬼」の一部と思われる帯状の物体が、宇髄の妻“まきを”を捕らえていた…。


サブキャラが豪華すぎる? その裏に隠された事情とは

今回、花魁の鯉夏を演じている声優は斎藤千和。『〈物語〉シリーズ』の戦場ヶ原ひたぎ役や、『魔法少女まどか☆マギカ』の暁美ほむら役などで知られている超人気声優だ。

そして謎の物体については、エンディングのクレジットや声質から判断して、伊藤静が声優だと予想されている。こちらも2000年代に一時代を築いた人気声優で、『ToHeart2』の向坂環や『ハヤテのごとく!』の桂ヒナギクといったキャラクターを代表作にもつ。

そんなメインキャスト級の声優が突如出演したことで、ネット上では《斎藤千和と伊藤静は激アツだったな》《マジで豪華やな「鬼滅の刃」の声優》《伊藤静さんが帯のCVなのか…相変わらず鬼滅の声優豪華すぎて震えてる…》といった反響があがっていた。

とはいえ、2人が演じている役柄はどちらも重要人物のようには見えない。なぜここまでキャスティングに力を入れているのか、と疑問を抱く人もいることだろう。

その理由の1つとして考えられるのは、炎上対策。「鬼滅の刃」は爆発的なヒットによって、出演者たちにも大きな注目が集まっている。たとえば竈門禰󠄀豆子役を演じている鬼頭明里は、週刊誌に狙われた結果、熱愛報道によって炎上していた。そうした背景があるため、炎上リスクが少なさそうなベテラン声優の起用に走ったのではないだろうか。

いずれにせよ、ファンにとってはあまり関係のない内部事情の話。今後そのキャリアを生かした熱演を披露してくれることを期待したい。

https://myjitsu.jp/enta/archives/98357