人気アニメ『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』(TOKYO MXほか)の第21話『ターニングポイント2』が、12月5日深夜に放送された。強敵・オルステッドの出現により、物語が急展開を見せる一方、製作陣の“ガチ”作画が炸裂して視聴者の熱狂を呼んだようだ。

※アニメ『無職転生』最新話の内容に触れています
アイシャやリーリャと別れ、故郷に帰還する旅を続けていくルーデウス一行。エリスがルイジェルドから「今日から戦士と名乗っていい。一人前だ」と剣術の腕を認められ、喜びを見せるなど、その旅路はいかにも平和な雰囲気だ。

しかしその道中、七大列強のナンバー2である龍神オルステッドに遭遇。エリスやルイジェルドはその強烈な威圧感に慄くが、転生者のルーデウスはその気迫を感じ取れず、話しかけてしまう。オルステッドはルーデウスに「ヒトガミという単語に聞き覚えはあるか」と尋ね、あるとわかるやいなや襲いかかっていく。


今回話題をさらったのは、オルステッドとルーデウス一行の戦闘シーン。とくにルイジェルドやエリスが秒殺されてしまうシーンでは、もはやコマ送りで見なければ何が起こっているのか分からないレベルの作画濃度だった。しかもそれは適当にアクションを省略しているわけではなく、どのコマで一時停止してもブレや劣化がない作画となっている。

漫画家・石見翔子も大興奮! 怒涛の戦闘シーン
あまりにクオリティーの高い戦闘シーンに、視聴者からは《予想超える見応えだった。劇場版と言われても遜色ないほどのクオリティーでビビったわ》《無職転生の作画ホンマにバケモン》《作画枚数の暴力》といった声が続出。

さらに、同日放送されていたアニメ『鬼滅の刃』(フジテレビ系)と比較して、《今日の鬼滅良かったけど、無職転生、それ以上じゃなかったか…戦闘の作画凄すぎだろ…》と称賛する声もあがっている。

それもそのはず、戦闘シーンの一部では新進気鋭のアニメーター・ホネほね氏も参戦。彼は『進撃の巨人』や『チェンソーマン』の自主制作アニメで有名になり、先日もアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)の第1001話『危険な誘い!クイーン抹殺計画』で“超作画”を披露し、大きな話題を呼んでいた。

この神作画に度肝を抜かれたのは、ファンだけではない。スピンオフ漫画作品『無職転生 〜ロキシーだって本気です〜』を手掛ける漫画家の石見翔子氏も、ツイッター上で大興奮した様子を見せていた。

https://twitter.com/misyouko/status/1467685880840454146

物語の盛り上がりと共に、ますます高みへと上り詰めていくアニメのクオリティー。この先どこまで飛躍していくのだろうか…。
https://myjitsu.jp/enta/archives/98232
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