12/11(土) 6:15配信
東スポWeb

新庄監督（右）とポーズをとるドラフト１位・達（東スポWeb）

　ビッグボスに沸く日本ハムのドラフト１位・達孝太投手（１８＝天理）に〝脱ダル指令〟が出されている。１９４センチの長身から最速１４９キロを投げ下ろす本格派右腕は、パドレスのダルビッシュに心酔。将来のメジャー挑戦を思い描き、新庄監督も「（ダルビッシュ）有より体もできているし、トークもしっかりしている」と早くもお墨付きを与えている。

　高校時代から常にダルビッシュの動画でフォームを研究し、練習理論に影響を受けてきた。しかし、一方で〝ダル熱〟が強すぎることで、学校関係者からは「ダルビッシュを手本にするのはいいけど、だいぶ頑固なところがある。もう少し、周りの声に聞く耳を持たないといけない」と忠告する声も出ている。「プロの世界でいろんなコーチとの出会いがあるし、指導が合わない人もいるかもしれない。でも長くやっていくなら、いろんな人の考えを聞くこと。そこから自分に合う、合わないを判断していけばいい」と柔軟な対応が必要というわけだ。

　将来のメジャー挑戦を公言している点にも「過去に日本ハムからダルビッシュや大谷（エンゼルス）が移籍したといっても、その時その時で球団の考えは変わるし、行ける保証なんかどこにもない。まずは日本で結果を出さないといけないし、そのためにはダルビッシュだけでなく、いろんな引き出しを持つことが大切」とも付け加えた。

　ビッグボスがほれ込んだ大器がプロの水になじみ、結果を出せるか。

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