0001爆笑ゴリラ ★
2021/12/10(金) 06:52:04.12ID:CAP_USER9東スポWeb
帝王″nRの支援に乗り出した巨人・原監督(東スポWeb)
再びあの雄姿を――。巨人・原辰徳監督(63)が「頚髄完全損傷」からの復活を目指すプロレス界の帝王″nR善廣(55)に、100万円を寄付していたことが分かった。2017年5月に試合中に負傷して以来、長いリハビリ生活を続ける高山を人知れず支援。リーグ3位に沈んだチームの再建に乗り出す一方で、苦難に立ち向かう高山のためにも助太刀を買って出ていた。
コロナ禍では医療従事者への寄付など社会貢献活動にも積極的だった原監督が、再起を期す男の後方支援にも乗り出していた。それが首に重傷を負い、長期のリハビリ生活を送る高山だった。
多額の治療費がかかる高山のため、マット界では盟友の鈴木みのる(53)らを中心に支援を継続しているが、野球界からの援助は異例中の異例と言える。高山に近い関係者によると、まさかの原監督からの厚意に本人は「原監督にお礼をお伝えしたい」と感謝の言葉を口にしていたという。
かねて原監督はプロレス好きとしても知られるが、その情熱は今でも燃え盛っている。最近も「どうだ、東スポ。最近のプロレス界は」と逆質問≠オたほどで、その中でも心配そうに自ら切りだしたのが「高山さんはどう?」だった。
原監督にとって高山は東海大相模高―東海大の直系の後輩にもあたる。同校のOB会などで顔も合わせ、言葉も交わしていた。しかし、それ以上に原監督は高山の一人の格闘家としての生きざま≠ノ深く共鳴していた。
「彼もいいファイターだよな。あのドン・フライとの試合もすごかった。恐れず戦いを挑んでいくというのは彼はすごいよ。(どんな)ルール、異種(格闘技)も『何だって来い!』。普通、骨折したら『うわあ…』で終わるよ」
高山が2002年6月23日の「PRIDE.21」でドン・フライと繰り広げた死闘は、今でも伝説として語り継がれる。ヒートアップした両者はお互いの首根っこをつかみ合ったまま、顔面を殴り合い、みるみる顔面を変形させた高山は左眼窩底を骨折した。実質的に試合まで8日の準備期間しかなかったにもかかわらず、闘志を失うどころか前に出続けた姿に原監督も心打たれた。
巨人は8日にプロレスの聖地でもある東京・両国国技館で「シーズン感謝祭」を開催。指揮官は「9月ぐらいから非常に苦しい戦いが続きました。この経験を糧として、必ずや来季は選手はこの気持ちをぶつけて日本一を目指して戦い抜きます」と、3500人のファンの前でV奪回を公約した。
もちろん、指揮官の最重要任務はチームを優勝に導き、10年ぶりの日本一に返り咲かせることだが、帝王の復活も願ってやまない。
【プロレス界の有志がサポート】高山が悲劇に見舞われたのは2017年5月4日のことだった。DDT大阪大会の試合中、回転エビ固めを仕掛けた際に頸髄を損傷。手術を受けた後に心肺停止のトラブルもあったという。術後も首から下が動かない状況が続き「頸髄完全損傷」と診断された。盟友のピンチに鈴木みのるを中心としたプロレス界の有志は支援組織「TAKAYAMANIA」を設立。団体の枠を超え試合会場での募金活動や、応援グッズ作製などでサポートを続けている。
2018年8月と19年8月には支援大会を後楽園ホールで開催し、多くの選手が出場。高山もビデオメッセージで登場した。高山の近況は、奈津子夫人がブログを通じて定期的に報告。写真とともにリハビリに励む様子をつづっている。
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