12/6(月) 20:12
スポーツ報知

【ヤクルト】“代打の神様”川端慎吾が３０００万円増の５０００万円で契約更改「本当にすごく評価していただきました」
契約を更改したヤクルト・川端慎吾（代表撮影）
　ヤクルトの川端慎吾内野手（３４）が６日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、３０００万円増の５０００万円（いずれも推定）でサインした。

　今季はほとんどが代打での出場だったが、代打で３０安打を放ち、日本シリーズ第６戦では決勝打を放つなど勝負強さを発揮。リーグ優勝、日本一に貢献にしたことが評価された。「本当にすごく評価していただいて、終盤のいい投手の中で代打で出ていったことは評価してもらいました」とうなずいた。ここ数年は腰痛もあり思うようなシーズンを過ごすことができなかったが、失敗が許されない場面での代打で結果を出した。「去年、一昨年と苦しい年だったので、本当によく頑張ったと言ってもらえました。開幕当初はどうなることか、引退も考えていて勝負の年になるなと思ってすごく不安がありましたけど、ヒットを打つにつれて、終盤は行けると自信に変わって、自信を持って打席に立てるようになりました」と１年間を振り返った。

　悩まされてきた腰は「不安もないし、いい状態」と長いシーズンを終えても体調は万全。「バットを握らない時間を長くするのはよくない」と休む間もなく来週から愛媛・松山でトレーニングを開始する予定だ。「１５年に優勝した次の年はいい成績ではなかった。連覇するのは難しい。何とか来年は連覇できるよう、常にＡクラスにいられるよう頑張りたい」と決意も新た。「試合の流れを変える存在なのかなと思う」という“代打の神様”が早くも動きだそうとしている。

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