2021年12月2日 15時07分
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[ロサンゼルス 1日 ロイター] - 米俳優アレック・ボールドウィンさんが、西部劇映画の撮影現場で小道具の銃によりスタッフ2人が死傷した事故について、自分では引き金を引いていないと語った。米ABCテレビが1日、インタビュー内容の一部を明らかにした。

 10月に起きた事故では、撮影監督のハリナ・ハッチンスさんが死亡し、ジョエル・ソウザ監督も負傷。ボールドウィンさんは弾が入っていないとして銃を手渡され、カメラに向かって演技の練習をしていたという。

 事故後初めて本格的なインタビューに応じたボールドウィンさんは、「私が誰かに向けて引き金を引くことは決してない」と強調した。インタビューは2日に放映される。

 事故が発生したニューメキシコ州サンタフェの保安官事務所は、ボールドウィンさんの発言についてコメントしなかった。事故を巡る立件はされていないが、当局は撮影現場に実弾が持ち込まれた経緯を調べている。