現地紙『A BOLA』は、現地11月29日付けで「ナカジマは再び笑っている」という特集記事を掲載し、日本人MFの働きぶりを伝えている。
「いつも穏やかな笑顔を絶やさない中島は、今も非常に魅力的で、チームの攻撃に大きな影響を与えている。ポルトからの期限付きでアルガルベに戻って来た小さな日本人の魔術師ぶりは健在で、キャリア最高の瞬間を彷彿とさせる。
彼は最高のまま戻って来た。中東への旅立ちやポルトで自身の存在感を示せなかった2シーズンを経て、帰って来たのだ。ケガで長期離脱していたため、パウロ・セルジオ監督は背番号10にチームの攻撃の機能を委ねている。彼はその任務を完璧に遂行し、オフェンス面での重要性をますます高めている」
そして、日本代表へ復帰を望む声についても言及されている。
「土曜日のファマリカン戦では前節ベレネンセス戦で見せた輝きをそのままに、積極的にプレーをして3-0の勝利に貢献した。この活躍は日本でも注目されており、ファンはもちろん、メディアでも彼の代表復帰を望む声が上がっている」
同クラブのセルジオ監督も27歳のアタッカーについて「我々が期待していることは、彼が違いを生み出すことであり、彼はそれができる」と高く評価している。次節は12月3日に行なわれるポルト戦だが、同紙によれば「ナカジマはレンタルの立場であるため、試合には出場できない」という。
だが、リーグ5位の快進撃を続けるチームにおいて、中島の復調は無視できないものとなっている。ポルト戦の次はアウェーのモレイレンセ戦となり、再びチームを勝利に導く活躍ができるのかが注目される。
サッカーダイジェスト 11/30(火) 18:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/13fa3f776f7735749ee7996bd68178d4899aaf0a
写真https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20211130-00101772-sdigestw-000-4-view.jpg?pri=l&w=640&h=426&exp=10800