11/30(火) 19:00
スポーツ報知

中村美律子、デビュー35周年を迎え「あと35年はやろうと思っています」
デビュー35周年記念コンサートを行った中村美律子
 歌手の中村美律子が30日、東京・中野サンプラザホールでデビュー35周年記念コンサートを開催した。代表曲「河内おとこ節」など全16曲で1000人を魅了した。

 中村は1986年8月25日に「恋の肥後つばき」でデビュー。35周年を迎える今年8月25日にコンサートを開催予定だったが、緊急事態宣言を受け、この日に延期されていた。3か月越しの念願のステージに中村は「まさかコロナがこんなにも仕事に影響するとは思ってもいませんでした」と複雑な表情。続けて「コロナ禍だといって家でゴロゴロしていてはいけないと、10年前に買った三味線を引っ張り出してお稽古を始めました。暇つぶしに始めたのですが、それなりに上達もしてきたからか、マネージャーから『35周年コンサートで三味線を弾きませんか』と言われて、最初は無理だとは思ったのですが、マネージャーに背中を押されて、今回は三味線を皆さんにご披露いたします。原点の『河内音頭』あり、歌謡浪曲あり、ヒット曲あり、新曲も歌ってと、非常に盛りだくさんでして、中村美律子のええとこ、ぎゅーっと詰め込んでお届けしたいと思います」と気合いを見せた。

 35年を振り返り「歌手としては本当にいい人生でした」と感慨深げ。続けて「この後は、病気をしたことがあったので体には気をつけて、皆さんが喜んでくださる顔を大切にしてこれからも歌い続けていきたい。でもまだまだ元気ですので、あと35年はやろうと思っています(笑)。いまジムに通っていますが、足腰を鍛えるのに日舞を習ったらいいかなと思っていまして、来年は日舞にも挑戦してみたいですね」と意気込んだ。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/c422ffce9c2bd54a16a20035426accea04c81c1c