11/28(日) 9:05配信
ITmedia ビジネスオンライン

 流行先取りメディア「Petrel(ペトレル)」の運営を行うパスチャー(東京都港区)は、トレンドを予測するメディアとして独自に選定した「インスタ流行語大賞」、流行に敏感な10〜20代女性に調査した「部門別インスタ流行語大賞」を発表した。2021年インスタ流行語大賞ランキングは、1位が「47JIIMOTOフラペチーノ」(96%)だった。

 2位は「東京卍リベンジャーズ」(92%)、3位が「イカゲーム」(87%)、4位が「SHEIN」(80%)、5位が「セルフ写真館」(67%)だった。

 1位の「47JIIMOTOフラペチーノ」は、スターバックスコーヒーが日本上陸25周年を記念した、47の各都道府県の地域限定で全国一斉発売したフラペチーノで、それぞれの地域のバリスタから出てきたアイデアを元に商品化した。

 2位の「東京卍リベンジャーズ」は、週刊少年マガジンにて連載中の大人気漫画で、テレビアニメ化、実写映画化、舞台化が行われ今年最も盛り上がった漫画となった。

 3位の「イカゲーム」は、Netflixで配信されている韓国のサバイバルテレビシリーズで世界中で話題となり、今年のハロウィンでは「イカゲーム」の衣装で動画や写真をアップしているインフルエンサーも多くいた。

「部門別インスタ流行語大賞」芸能人部門ランキング
 10〜20代女性に調査した「部門別インスタ流行語大賞」芸能人部門のランキングでは、1位が「なにわ男子」、2位が「SnowMan」、3位が「JO1」、4位が「SixTONES」、5位が「杉野遥亮」だった。

 1位の「なにわ男子」は、ジャニーズ事務所からCDデビューした7人組グループで、デビューが決定してからTV出演も大幅に増えている。

 2位も、ジャニーズ事務所からデビューした「SnowMan」がランクインした。近年上位をキープし続け、インスタ女子からの人気の高さがうかがえた。ランキング全体でみても、新人アイドルグループが若者からの人気を集めていた。

YouTuber・TikToker部門ランキング
 YouTuber・TikToker部門のランキングでは、1位が「コムドット」、2位が「平成フラミンゴ」、3位が「東海オンエア」、4位が「クレイジーマグネット」、5位が「ジャにのちゃんねる」だった。

 1位の「コムドット」は、地元の友達で結成された男性5人組YouTuber。21年上半期に引き続き1位だった。

 2位の「平成フラミンゴ」は、TikTokからYouTubeに参入し、チャンネル開設約1年半で登録者が156万人を突破した女性コンビで、 息の合ったシンクロ会話が話題となった。

アーティスト部門ランキング
 アーティスト部門のランキングでは、1位が「JO1(ジェイオーワン)」、2位が「SnowMan」、3位が「SixTONES」、4位が「BTS」、5位が「なにわ男子」だった。

 1位の「JO1」は、11人組のグローバルボーイズグループで、サバイバルオーディション番組「Produce 101 Japan」から生まれた。デビューから約1年半で、熱狂的なファンを多く抱えている。

 このほか、ジャニーズ事務所のアイドルグループを中心に、韓国アイドルグループや韓国発のオーディション番組から誕生した日本人ボーイズグループのランクインが目立った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/aadbc95757caf78d64506d468a5673a88940260a