ロイター 11/27(土) 10:11

[26日 ロイター]
2016年リオデジャネイロ五輪の招致の際に、開催都市を決める投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)委員の票の買収に関与したとして、ブラジル・オリンピック委員会(COB)で会長を務めたカルロス・ヌズマン氏(79)に禁錮30年11月の判決が言い渡された。

ヌズマン氏は資金洗浄、脱税、汚職などの罪で25日に有罪となった。同氏はリオ五輪招致にあたり、200万ドル(約2億2700万円)以上の賄賂を手配した疑いで、リオ五輪運営委員会の元委員長であるレオナルド・グリネル氏とともに2017年10月に逮捕されていた。

なお、グリネル氏、元リオデジャネイロ州知事のセルジオ・カブラル氏、実業家のアルトゥール・セザル氏もIOC役員への賄賂に協力したとして、それぞれ有罪となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0bf9e8caf157ef3dd4b92f43d142d2efbcc5fd4a
2016年リオデジャネイロ五輪の招致の際に、開催都市を決める投票権を持つIOC委員の票の買収に関与したとして、COBで会長を務めたカルロス・ヌズマン氏に禁錮30年11月の判決が言い渡された。リオデジャネイロで2017年10月撮影(2021年 ロイター/Bruno Kelly)
https://i.imgur.com/Vs0K2u9.jpg