徳島ヴォルティスは23日、クラブ公式サイトを通じサポーターの違反行為に関する声明を発表した。

 徳島によると、11月20日に味の素スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第36節FC東京戦において、一部の同クラブサポーターによる“Jリーグ新型コロナウイルス感染症ガイドライン”により禁止されている“声を出す応援(チャント、ブーイング)”が認められたという。徳島は「当該行為に対する当日のクラブ(徳島ヴォルティス)の対応も不十分であり、味の素スタジアムでご観戦された皆さまをはじめ、FC東京のファン・サポーターの皆さまに不快な思いをさせましたことを心よりお詫び申し上げます。また、当該行為に対する注意をおこなっていただいた運営主管であるFC東京様および関係者の皆さまにご迷惑をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます」と謝罪した。

 また、徳島は違反行為への謝罪と併せて「現在チームはJ1残留を達成するために、毎試合全力を尽くして戦っており、ファン・サポーターの皆さまも一喜一憂しながらチームとともに歩んでいただいていることと思います。しかしながら、こういった行為はコロナ禍で応援スタイルに制限がある中でも、多くの皆さまがルールを守りながら応援いただいているにも関わらず、誠に遺憾な行為です。クラブとしては今回の件を厳しく受け止め、ホームゲーム・アウェイゲームに関わらず、ご来場いただく皆さまへ“Jリーグ新型コロナウイルス感染症ガイドライン”および各クラブが定める観戦ルール遵守の徹底を呼びかけ、再発防止に取り組んでまいります。ご来場いただく皆さまにおかれましても、改めて“Jリーグ新型コロナウイルス感染症ガイドライン”をご確認いただき、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします」と声明を発表している。

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