女性の劣性 3
これはひとえに女性の安易な社会進出が原因である。要するに、「女性の社会参加や議会や企業に女性のリーダーが増えれば世の中は良くなるはず」というまったく根拠のない宗教(神話)を信じたバカな有権者が招いた失敗例なのである。
今の若い方は知らないだろうが、かつて昭和末期のバブル期ころから、女性を総合職と称する幹部社員に採用する有名企業や官公庁でも女性職員の幹部職への登用を国を挙げて行ったのである。
ところがどこもうまくいかなかった。結果、なくなったのは女性のお茶くみくらいで、かわりに女性社員(職員)が手に入れたのは「セクハラ」「パワハラ」という誰も逆らえない無敵のレッドカードだったのである。
こうして平成時代に女性社員(職員)は、残業はなし(平成後期には例外も出始める)、重いものを運ぶ仕事も免除、恐いクレーマーは男性上司にお任せという特権を手に入れた。
これらの特権から女性の思い上がり、甘え、泣けば許される予定調和、特権が跋扈するようなった。
木下氏の今回の問題の背景にあるのは、「これぐらいぐらいは許される、だって女だもん」という日本の女性の思いあがったバックボーンが後押したのである。