0001征夷大将軍 ★
2021/11/17(水) 08:26:48.48ID:CAP_USER9予選会は「ご縁のある大会」と語る藤井拓也さん
日本テレビの予選会中継を盛り上げるのが、5キロごとに表示される各校上位10人の合計タイム。その計測を2007年から担当する。
予選会の記録はナンバーカードの裏にICチップをつけ、選手が専用マットを通過すると測定される。レース前日の設営時には、500人を超える全選手のナンバーカードを各測定地点で実際に通過させ、記録が日テレに届くかをチェック。通常の大会では1個のチップも、胸と背に2個つけ、「絶対に測定ミスのないよう注意を払っています」。
自身も予選会を走った慶大OB。近年、母校も強化が進み、予選会の成績も上昇中だが「レース中は測定で手いっぱいで、実は結果もわかってません」と笑う。
陸上に関わる仕事を求め、1998年に現アールビーズ社に入り大会計測を担当。2006年に独立、07年に計測工房を設立した。「世の中では非常に珍しい仕事に価値を感じています。顧客からの要望に、どう応えるかがやりがい」といい、駅伝や山岳レース、トライアスロン、馬術などの計測も実現。今は4人のスタッフを率い、コロナ前は年160以上の大会を計測した。
中でも「ご縁を感じる」のが予選会。1994年以来の本戦を狙う母校は「今の1年生が強い。2、3年後が楽しみ」。後輩の快挙も、確かな測定で支える。
読売新聞2021/11/16 13:00
https://www.yomiuri.co.jp/hakone-ekiden/news/20211116-OYT1T50155/