衆院議員事務所の元スタッフの男と共謀し、持続化給付金合わせて300万円をだまし取った罪に問われていた元モデルの女に12日、名古屋地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

 元モデルの山口悦子被告(36)は、自民党の熊田裕通衆院議員事務所の元スタッフ・加藤裕被告(34)の指示のもと去年7月、持続化給付金合わせて300万円をだまし取った罪に問われ、起訴内容を認めていました。

 これまでの裁判で検察側は、加藤被告からの指示を共犯者に伝える「不可欠な役割を果たしていた」などとして、懲役2年6カ月を求刑。

 弁護側は、「犯行は受動的」だとして情状酌量を求めていました。

 12日の裁判で、名古屋地裁は「組織的かつ計画的な犯行で、重要な役割を果たした」などと指摘した一方で、「自らの金銭的利益を求めることはなかった」として、懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

東海テレビ 11/12(金) 17:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/71c0802ac6f08debf59adde47f5655b20145f820

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