中日スポーツ11/11(木) 18:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/be6ce2ad6e7be7f2130af44aea39f527d47c8da6

 TBSホールディングスは11日、第2四半期決算会見をオンラインで開き、TBSのドラマ、ライブ、バラエティーなどコンテンツの全世界配信の海外戦略の要となる新会社を設立することを明らかにした。国際基準のコンテンツ制作の拠点として横浜・緑山スタジオ・シティに新たな国内最大級の高スペックスタジオを建設することも発表した。

 「TBSグループVISION2030」達成に向けたデジタル、海外市場などを重要課題とする「EDGE」の海外市場戦略の一環で、新会社は来年3月の本格稼働の予定。300億円規模のコンテンツ制作費を携え、世界をターゲットにドラマをはじめとするハイスペック名コンテンツをプロデュースしていく。

 新たに緑山スタジオ・シティに建設されるコンテンツ・スタジオは約300坪の広さで23年3月完工予定だ。グローバル展開するためのインフラとして期待される拠点で、高精細映像、5.1サラウンドサウンドにも対応できる機能を備えるという。

 TBSでは、すでに今年7月期の日曜劇場「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」を10月から世界配信し、現在放送中の日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」も地上波と同時にNetflixで世界配信を展開。来年1月期スタートの日曜劇場「DCU」はイスラエル、カナダの海外制作会社と共同開発・制作の形で国際市場を見据えている。