古橋亨梧の活躍は、前田大然に対する期待値を上げ続けている。

 セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は、冬のマーケットでJリーグから再び選手を獲得する可能性をほのめかした。これを受けて注目されているのが、横浜F・マリノスで指揮官が指導した経験のある前田大然だ。

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 サッカーサイト『HITC』は10月26日、ポステコグルーが評価する前田を取り上げた。

 同メディアは「(古橋は)クリエイターであり、ゴールスコアラーであり、インテリジェントなリンクマンであり、プレスをかけるリーダー。オールラウンドに見事な攻撃の才能を持つ」と、今季のセルティックの新戦力を称賛。これを受け、日本への注目度が高まっていると報じた。

「そしておそらく、加入してからのフルハシが見せてきた違いに触発され、セルティックは歴史が繰り返されることを願い、1月に再びJリーグ(市場)に戻ると言われている」

 そして、獲得候補と言われる前田について、ポステコグルーが「面白い選手」と評したと伝え、「得点記録もフルハシほどではないかもしれないが、35試合で18得点は軽んじられないものだ」と評価している。

「速さや中央でも左でもプレーできる力に恵まれており、爆発的な加速力と決定力をもたらせるかもしれない選手を表現するのに『面白い』というのは、とても適切な言葉かもしれない」

 さらに、同メディアはJリーグが9月にSNSで投稿したスプリント回数ランキングを紹介。「キョウゴよりも上、ポステコグルーが望む理由を示す信じられないスタッツ」と題し、前田を称賛した。

 
「見てのとおり、フルハシが53回で3位。トップ10のうち、信じられないことにマエダの記録は8つ。60回超で上位2位を記録している。シンプルに、疲れ知らずだ」

 HITCは「それこそ、ポステコグルーがFWに求めるものだ。ハイエナジー、ハイプレス、ハイインテンシティーである」と、前田がセルティックに適した人材との見解を示した。

「1度のみならず2度もこの点でフルハシを上回っているのは、とても印象的だ。まさに彼がセルティック向きであることを示している」

 ハードルは上がる一方だが、「セルティックの前田」が本当に誕生するのか、まずは進展が待たれる。

サッカーダイジェスト 10/27(水) 17:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/47199ffeec3279998e22902ef22c69effdcf31b6