引く手あまたのTBS江藤愛アナ、会見後に見た人間的魅力
10/25(月) 16:17配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/da4b852d6e04288c205587c713b8471b7ce78728
日刊スポーツ
<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>
3日に行われたTBS系連続ドラマ、日曜劇場「日本沈没−希望のひと−」(日曜午後9時)の制作発表会見の司会を、
同局の江藤愛アナウンサー(35)が務めていた。

江藤アナは、10月から出演番組に大きな変化があった。
これまで平日は、全日出演していた「ひるおび!」(月〜金曜午前10時25分)を月〜水曜出演とし、10月スタートの「THE TIME,」(月〜金曜午前5時20分)に木、金曜出演することとなった。

「CDTVライブ!ライブ!」(月曜午後9時)MCや「バナナマンのせっかくグルメ」でナレーションを務めるなど、“エース”として八面六臂(ろっぴ)の大活躍だ。

会見の2日前の1日は、「THE TIME,」のスタート日。
注目新番組の初回ということで、負担も大きかっただろう。
土曜を挟んで日曜のドラマ制作発表会見でも司会を担当していることに、正直驚いた。
同局ドラマ看板枠、日曜劇場の作品ということで、局としても気合も入る会見を、江藤アナに託したのだろうか。

江藤アナが司会を務めるドラマの制作発表を何度か取材したことがあるが、その仕切りは見事のひと言だ。
今回もまたそうだった。
記事を書きやすいように、主演俳優の言葉を多めに引き出しつつも、10人の出演者にまんべんなく話を振る。
掛け合いもうまく、さまざまな出演者からいろいろなエピソードを引き出していく。

江藤アナと仕事をしたことのあるスタッフは皆「本当にいい人」と口をそろえる。
そんな魅力を会見後にかいま見た気がした。

会見が無事終わり、撤収作業が始まると、江藤アナは、機を見てお世話になったスタッフに丁寧にあいさつをして回っていた。
そこでは、スタッフから「無理しないでね。体に気をつけて」と多忙ぶりを気遣われていた。
江藤アナは「全然大丈夫ですよ! がんばります!」などと笑顔で応じていた。
ひと通りあいさつを終えると、何を急いでいたのかわからないが、駆け足で会場を後にしていた。
どこまでもパワフルだった。

翌4日に自宅でテレビをつけると、「CDTV−」の4時間スペシャルが流れていた。
ジーンズ姿もすっかり目慣れてきた“えとちゃん”(江藤アナ)が、番組を盛り上げていた。
スケジュールを振り返ると、日曜夕刻に会見を終えて、月曜午前中からの「ひるおび!」出演を経て4時間生放送。
そしてそこから金曜まで働きづめだ。
スタッフが体調を気遣うのもうなずける。

多くの番組から引く手あまたなのは、江藤アナの能力の高さゆえだろう。
そして、どんなスタッフにも腰低く丁寧に接する人間的魅力もまた、出演番組が途切れない大きな要因かもしれない。【佐藤成】