【話題】マンガの巨匠・永井豪の凄さ。社会の価値観そのものに挑み、反響を巻き起こす [muffin★]
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ロボットマンガの金字塔とも称される『ゲッターロボ』シリーズの最新作『ゲッターロボ アーク』が2021年7月から9月まで放送されたのも記憶に新しい、漫画家・永井豪先生は、1967年にデビューして以来50年以上にわたりさまざまなジャンルの名作マンガを描いてきたパイオニア。まさに「マンガ界の巨人」といえる存在です。今回はそんな永井先生の凄さの一端をご紹介します。
永井豪先生の存在を世に知らしめた初期の代表作といえば、1968年から「週刊少年ジャンプ」で連載された『ハレンチ学園』です。トンデモ教師と悪ガキたちの攻防を描いた学園マンガですが、回を重ねるごとにお色気描写が増え、ついには“スカートめくりを流行らせたマンガ”として教師やPTAから目の敵にされてしまいました。
永井先生によると、スカートめくりはCMのパロディとして作品に1回登場させただけとのことですが、まるでスカートめくりを発明して広めたくらいの勢いでバッシングされてしまったようです。少年誌でエロティックな表現はまだまだタブー視されていた時代に、すぐに裸が出てくるおきて破りな表現だらけのこのマンガは、連載中止を求める声まで上がったそうですが、大人の意に反して子供たちからの人気は絶大でした。
このお色気路線を引き継ぎ、さらに描写が過激な『けっこう仮面』や女性人気の高い『キューティーハニー』などが描かれました。永井先生は女性を主人公にした少年マンガのパイオニアでもあるのです。
もう1つギャグマンガで挙げておきたいのは、汚ギャグとも呼ぶべき『オモライくん』。路上生活者の少年オモライくんの汚すぎる毎日を描いており、今では設定自体がかなりアウトな作品です。描写が汚すぎて素手でページに触れたくないとまで思わされ、永井先生自身も「この作品を描いていると食欲がなくなる」と言ったほどでした。けれどもSF作家の重鎮・筒井康隆氏はコミック史に残る傑作と大絶賛しました。世間がやりすぎと思うところまで振りきるのも、永井マンガの魅力といえるでしょう。
普通なら敵になるような設定のダークヒーローを主役に据えた先駆者も永井豪先生です。その代表作が悪魔の身体に人間の心を持つ主人公の戦いを描いた『デビルマン』です。同一設定ながらテイストの違うマンガ版とアニメ版が1972年から同時進行で発表された作品ですが、当時、主役のデビルマンや敵の悪魔たちの画を見たテレビ局の担当者が「主人公はどこですか?」と聞いたほど、「主役=正義のヒーロー」と決まりきっていた時代では異端の作品でした。
アニメ版は視聴者の子供たちを意識して勧善懲悪ものでしたが、マンガ版はテイストが異なり、正視できないような凄惨な描写も多々あります。そして最終的には半分悪魔であるデビルマンよりも人間の心の方がずっと醜いと、人間の本質をえぐり出すのです。
そのほかにも永井先生は、鬼から預けられた子供を描いた『手天童子』や日本神話をモチーフとした『凄ノ王』などでも、異形のダークヒーローを主役に据えて人間の心の奥底を描き出してきました。
ちなみに永井先生は『デビルマン』以降、アニメ企画者としても頭角を現し、自身のプロダクション「ダイナミックプロ」から『マジンガーZ』『ゲッターロボ』『キューティーハニー』など数々の名作を世に出しています。
スーパーロボットのジャンルでも、永井豪先生はふたつの大きな革命を起こしました。ひとつ目は搭乗型ロボット『マジンガーZ』(1972年)です。それまで巨大ロボットモノの名作としてはリモコンで操縦する『鉄人28号』がありましたが、人間のパイロットが搭乗して戦うスタイルは当時としては画期的でした。
永井先生によると、渋滞した道路を見ていた時「こういう時に車が立ち上がって、前の車をまたいでいけたらいいだろうなぁ」と、“運転するロボット”をイメージしたことがきっかけでこのアイデアが生まれたそうです。
続きはソースをご覧下さい
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https://magmix.jp/wp-content/uploads/2021/10/210630-nagai-01.jpg 高齢漫画家の名前がスレタイに出てくるとドキッとするから困るよね。 今だと
・異世界
・理由ないのにモテるハーレム系
・童貞が主人公
ここらへんが革命的かな 漫画なんて下劣で低俗で刺激的なもの
今に続くオタク文化なんて全てその延長
その基礎を作ったのは手塚より永井
本当の漫画の神様は永井豪 >>7
まあそれは事実
上手くなったバージョンがみなもと太郎 今も週刊ポストでなんか連載してるよな。
内容も相変わらずで何よりだぜ。 そういえば「コマワリクン」ってあったよな
だれだっけ 先月までゲッターアークで盛り上がっただけに永井豪ではない印象 バイオレンスジャックが最後デビルマンと繋がったのがびっくりした 漫画がそんな上手いわけでもないし絵も下手
だけど0から1を作る事にかけては漫画史でもダントツの功績を残してるし
山のような駄作の中にとんでもない名作もある人 最近の絵は見るにたえんな。
本人が描いてるのか知らんけど。 先人は王道を大事にしてきたとか言ってる四次元殺法コンビのAAがあるけど
あれは大嘘だという証明のような巨匠 伏線回収するのが名作呼ばわりされる時代だから
勢いだけで描く漫画が少なくなった。
今のキン肉マンですら、過去の伏線回収路線だし。
もっとデタラメだけど勢いだけは何だが凄い漫画が読みたい 永井豪の絵はアメコミみたいだよなぁ
マンガで読むにはちとキツイ
個人的に大丈夫なのはデビルマンくらいかな
それがアニメになると名作の連発 >>1
ゲッターがオカルトトンデモロボになったのは石川賢の力
それも聖魔伝で辻真先に触発されてだ
あとデビルマンのテレビ版は勧善懲悪じゃない
第一魔王ダンテ抜きにデビルマン語るとかw 手塚治虫の影響を殆ど受けていないように思えるけど師匠というかお手本は誰なんだろう。 >>33
御大は全部演繹で作ってるってどこかで聞いた。天才だわな。 なんか変に崇高化というか神格化しすぎじゃね
根底にあるのはヘドが出るタイプの性癖だろ >>33
鬼滅はある意味そうだった
あんまり謎は回収せずに進んで
やる気なくなって終わり
ほぼ勢いだけ 一つでも当たれば大成功なのに、何本も当ててるからな〜
マジンガーシリーズ、キューティーハニー、デビルマン、ドロロンえん魔くん、 >>39
やっちゃいけないことに対する
ブレイクスルーが軽やかだった
主人公が負けて終わり
主人公が死んで終わり
ヒロインが生首にされる
女の子がお股広げてアタック >>37
石ノ森章太郎の下でアシスタントをしてた。
デビュー前後、赤塚にも派手にダメ出しをされたが、
ならばその駄目なことを全部やろう」と方針が決まったという話だから、
赤塚もある意味師匠と言えるかもしれない。 >>41
途中で投稿してしまった(w
あと、バイオレンスジャック、ハレンチ学園、けっこう仮面等々、映像化された作品は数知れず。 自伝的マンガの「激マン」だっけ
基本的に「俺はスゲー」みたいなノリで苦労があんまり無くて笑った
実際そうなんだからしょうがないけど >>33
石田スイの新作「超人X」が今のところ良い勢いで書かれてる。
東京喰種と違って、今の所遠慮なく自分の好きなように描いてるように見える。 リアルタイムで読んでたのはボンボンで連載してた獣神ライガー
タイアップのプロレスラーの方が有名になったけど >>10
90年代の一時期のマネージャーがめちゃくちゃ偉そうな人で
二次利用の許可をなかなか出さないことで業界で知られてて
かなり認知や二次利用収入が減ったので
その反省があるんだと思う
60年代末にまだビデオ収録システムが放送局くらいにしかなかった時代、
ビデオテープも高額で放送局すら使い回してたので当時の番組が残っておらず
個人でビデオ収録システムを所有していた宮田輝や永井豪の自宅にしか
番組の記録が残っていなかったという話がある >>1
富野禿「永井豪なんて若造が作ったマジンガーZ」 >>53
どっちも石ノ森章太郎フォロアーじゃないの 永井さんはかなり有名になっても名前そのまんまで中学生の妄想みたいなエロ漫画雑誌に載せてて驚いた思い出がある 金沢に記念館作ってよ
輪島の行ったけど遠すぎる
石ノ森だって石巻市と出身地の登米市に2つあるんだし やくみつるは何年か前雑誌の対談で小学校高学年の時ハレンチ学園アンチで悪書撲滅運動に参加してたと言ってた
そんな歳でそうだった人が面白い漫画を描ける訳ないと素人でも判るわ 天才と言われない天才だよね
手塚、石森あたりと比べても >>44
石ノ森先生が毎日締め切りに追われて編集者に張り付かれて連日徹夜してるの見て、
「俺は絶対こうならないようにしよう」とスケジュール管理を徹底するようになったんだよね。 >>48
連載当時あの後半を予想できた人間なんて居なかっただろう デビルマンはアモンという悪魔が登山してた若者に乗り移ったと思うんだが、アニメ見てたら元の若者の意識なんかまったく出てこなかったよね >>68
バイオレンスジャックで「全部まとめるとかすげえなあ」と思ってたらやっぱりデビルマンだった >>17
キャラクター登用システムが同じ吾妻ひでおやとり・みきに比べて、男性の体型にバリエーションを持たせない(デブやガリガリがいない)のが今考えると不思議だ 映像化が一番多いのはデビルマンじゃなくて
キューティーハニーかな 永井豪も荒木飛呂彦ほどではないけど年齢のわりには外見が若いよな デビルマンは牧村家全員の凄惨な最期が発明級の斬新さだったなあ >>75
庵野の実写映画はとても良かった。興行大失敗で制作会社が
潰れてしまったのは残念無念。 あほな基準で表現規制したらデビルマンも読めなくなるんじゃないの
議論が必要だね〜 >>24
バイオレンスジャックが永井作品の至高だな マジンガーとデビルマンのイメージから後のエヴァにも繋がるし
漫画アニメ史的な影響力はめちゃくちゃ大きいんだがポリコレフェミ的には全否定される巨匠 デビルマンに出てくるサイコジェニーの姿がけっこう凄い。
顔にそのまま手足が生えてるような異形のデザインなんだけど
妙に愛嬌があるというか不思議な魅力がある。 >>7
評論家の夏目や岡田ブタが言うならまだしも、一応同業のいしかわ、
自分はあんな画で何故あんなに上から目線? >>65
あの絵が良いんじゃん
作家の情熱そのものって感じ >>65
そういうけどデビルマンの怒りに満ちた顔とか
やっぱ圧倒的なんだよ
迫力が 60年代ぐらいからのいわゆるエログロ和製モンドみたいな世相の代表的な表現者だな今のポリコレ全盛の時代じゃ全否定されそう >>65
あの絵柄じゃないとダメなんだよ
当時はリアルが求められる時代でもないしな デビルマンよりもバイオレンスジャックよりもハレンチ大戦争が壮絶なんだよな バイオレンスジャックは〇〇編っていう感じで分かれてるんだけど
元の作品を知らなくてもけっこう楽しめるよ。知っていれば尚面白いけど。
一番好きなのはエルドラド編だなあ。ホントによく出来てる。
この回の主役の門土の狂気っぷりとか黄金争奪戦とかスリリングで熱い。 車田正美のデビュー作は永井豪イズムに溢れてる
当時の感覚じゃどっちも「美少女が書ける」方だったはず 個人的には美少女が描けるのは弓月光だったけどな
マ少女漫画だったけど 昔ヤンジャンでやってたマジンガーZの続き書いて欲しい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています