【漫画】動物マンガの金字塔 佐々木倫子『動物のお医者さん』 今、改めて読みたい理由「あるあるが満載」 [muffin★]
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長引くコロナ禍で、癒やしを求めて新たにペットを迎える人が増えました。しかし、いざ飼ってみると思っていた以上に世話が大変で、手放してしまうケースも多いと聞きます。改めて動物たちとの向き合い方を考えたい今、ぜひ読んでほしいマンガがあります。佐々木倫子先生の『動物のお医者さん』です。
1987年から1993年まで「花とゆめ」に連載された『動物のお医者さん』は、札幌市にあるH大学獣医学部を舞台に、学生たちと動物の日常生活を描いたドクトル・コメディです。連載当時、主人公が飼う犬 シベリアン・ハスキーが大ブームとなり、H大学のモデルとなった北海道大学では獣医学部の受験生が急増するなど、社会現象を巻き起こした作品です。連載終了から30年近くたった今読んでも変わらず面白く、何度でも読み返したくなる、その魅力をご紹介します。
●獣医学部は超強烈キャラのるつぼ
主人公のハムテルこと西根公輝(にしねまさき)は、H大学獣医学部に通う学生です。呼び名の由来は「公=ハム 輝=テル」ですが、親にまでそう呼ばれても気にしないひょうひょうとした性格で、これが作品全体の“どんな展開になろうとも妙に落ち着いた雰囲気”をかもし出しています。
ただし、ハムテルを取り巻く獣医学部の面々は超強烈なキャラぞろい。ガサツで周りに迷惑かけまくりの漆原教授に、トロくて超スローモーなゆえにこれまた周りに迷惑かけまくりの、博士課程の菱沼さん。大のネズミ嫌いなのに獣医学部に進んでしまった親友の二階堂、几帳面すぎて教授をもビビらせる先輩の小夜ちゃんなどなど。こんな強烈キャラたちが巻き起こす騒動に振り回されながら、ハムテルが獣医として独り立ちしようとするまでの6年間が描かれます。実は連載期間も同じく6年間でマンガのなかの時間とリンクしていたため、読者は同級生のような感覚でハムテルと一緒に獣医学部の学園生活を楽しむことができました。
●動物たちの描写がリアルで“動物あるある”満載
動物たちの姿がリアルに描かれているのも、この作品の魅力です。多くのマンガの動物たちは親しみやすくデフォルメされているものですが、『動物のお医者さん』ではシベリアン・ハスキーブームを生んだハムテルの飼い犬チョビをはじめ、毛並みや表情、しぐさまでもリアルに生き生きと描かれています。動物に親しんでいる人なら「そうそう!」「こういうことする!」と、うれしくなってしまうほど、あるあるが満載なのです。
作品中には実にたくさんの動物たちが出てきます。西根家で飼っている猫のミケやオンドリのヒヨちゃん、付属家畜病院の外来にやってくる動物たち、牧場実習でお世話するヒツジ、菱沼さんの実家の牛など、それぞれをリアルに描く佐々木倫子先生の観察眼とデッサン力には惚れ惚れとしてしまいます。
そして動物たちの声が言葉として吹き出し外に書き込まれているのも、作品の妙。動物同士で世間話をしていたり、飼い主に遠慮したり威張ってみせたり……人間と変わらず感情豊かにに生きていることが実感できます。コミカルな描写のなかで少しずつ、動物たちと暮らすということが分かってくるのです。
『動物のお医者さん』では獣医学部の日常も丁寧に描かれています。それは、普通は部外者には知り得ないエピソードばかり。ネズミやひよこの飼育箱に敷く木屑を確保するために講座ごとの争奪戦があったり、超音波検査のための毛刈りに苦労したり、牛の難産を救助する練習をしたり、獣医国家試験の準備で語呂合わせを暗記したり。何度も読み返すうちに「通勤にブドウレンコン」「みたくない こざるのおしりはまっかっか」など、意味は分からなくても覚えてしまった語呂合わせまであります。
“動物の命を守る”獣医になることがどれだけ大変か(もちろん、マンガに描かれている以上にハードでシビアな生活でしょうが)を垣間見ることができ、同時に、動物を飼うことは“命を預かる”ことなのだと改めて心します。
物語は、ハムテルが親友の二階堂と一緒に開業することを決めたところで終わりますが、できることなら、その後どんな獣医さんになったかの後日譚を読んでみたいものです。佐々木倫子先生、執筆を切にお願いします。
https://magmix.jp/wp-content/uploads/2021/10/210713-dobutsu-01.jpg この前電書で200円くらいだった時に全巻大人買いした 俺もネズミ苦手だわ。東京の地下はネズミの卵だらけだと思う この漫画のドラマ化がポシャって作作られたロシナンテの災難ってドラマがまた見たいけど映像化されてない
どっちも動物は甘くないって突きつけてくる良いフィクション これ彼女の部屋遊びに行った時によく読んでた
けど同時期に読んでたグリーンウッドと混ざって、ちょっとしたBL要素もあったように誤認してたわ 昔、漆原教授とアダ名付けられて
確認のため読んだ事が >>4
同じくw
文庫版持ってるのに電書でも買っちゃった ドラマ版は良いキャスティングだったと思う
二階堂と菱沼さんが特に
タカさん、漆原教授、菅原教授も良い ハスキーはおバカ
これがバレたので人気が一気に落ちた 職業漫画に関しては、男女少年青年問わず、日本最高峰の描き手だと思う
個人的にはおたんこナースが好きだ >>8
その後ドラマ化したけどね
漆原教授と菅原教授の配役最高だったわ >>4
したした
何度読んでも面白いから買って良かった >>32
最近だと伊野尾主役のドラマで刑事役やってたな 結婚したら旦那も持ってて我が家はコミック全巻2セットある
佐々木さん最近描いてないのかな? 白泉社は最近もヒット作話題作が続くレベルだとは当時思いもしなかったが
ガラスの仮面にスケバン刑事といい三原順といい魔夜峰央といい
この佐々木倫子といい今は夏目友人帳とかかげきしょうじょとか
何気に他の漫画雑誌とは別の領域展開が上手い
他紙は恋愛ものばっかだからつまらん・・・って昔からBL要素も多いんだよね 面白いと信者絶賛するから読んだしドラマも観たけど
いまいちわからなかった ドラマではハムテル全く似てないけど脇の再現度が高すぎて批判すら目立たずただの空気になってたな 子供の頃表紙買いしたんだよな
鬼籍の意味も知らなかったあの頃の自分を褒めたい 動物マンガの金字塔とか言われるほどおもしろいのか
動物マンガだと
ナマケモノが見てた
てのくらいしか知らんが チョビとミケがかわいい
人物では菱沼聖子がおもしろくて好き 当時まだ赤ん坊だったうちの子が
大事に読んでたコレのコミックスの表紙を全巻剥がしてビリビリに破いてしまった
愛蔵版買い直したっけ
そんな子どもももうすぐ30だよ 金字塔?見た事も聞いた事も無いのに金字塔の訳ねーだろせいぜい鉄塔だろ
動物漫画なら銀牙クラスじゃないと金字塔とか言うな このドラマに平井理央がレギュラーだった気が
その後アナウンサーになってビックリ うわあああああ!
戸棚のウラは、ネズミの卵でいっぱいだあああヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ 当時はどうだったか知らんが北大獣医なんてちょっとすすめられたからって簡単に入れねえよな
人気に対して定員が少なすぎて難しすぎ 作品はホント傑作
シベリアンハスキーブームで飼ったはいいが持て余した飼主が放棄や
獣医学部人気に火を点けたが多数の動物を人工的に病気にさせ解剖などの暗部を知らず入学してドロップアウト等
負の影響も少なくなかった >>55
ハムテルの同級生阿波野
>>56
留年させるぞ! 佐々木倫子は「Heaven?」も面白い
ドラマ化してた気もするけどたぶん黒歴史 >>61
演出が寒くてダダ滑り
主演の石原さとみが演出に異を唱えたんだよなあ
原作読んでドラマ楽しみにしてたのにギブアップしたわ 看護師とアナウンサの漫画は読んだことあるんだけど、動物のお医者さんは読んだことないんだよあ
面白そうだな 佐々木さんて引退してしまったん?
エッセイでもなんでもいいから新刊読みたいのだが >>18
菱沼さんは鈴木京香が良かったなw
二階堂のキャナメはホントにそのままじゃん!と思ったw 動物のお医者さんが好きなので月舘の殺人を購入した流れで綾辻行人好きになったのはこのスレで俺くらいだろう でも韓国にはKカートゥーンがあって世界で大人気ニダ 家ハスキー飼ってたからこの漫画買って読んだらおもしろかった 金字塔とは「金」という漢字に似ているからという由来でピラミッドのこと 登場人物に恋愛が絡まないのがよかった
なんか読んでてなごんだー このマンガのおかげでそれまで男ばかりだった獣医学部が女子だらけになったそうな
影響力すごい ハムテルやってた吉沢悠っていい役者なんだけどな
仁の役者とか踊れDrのオタク役とか幅広くはまれる >>20
二階堂役の要氏、「ガラスの仮面」の野際陽子さん見た時と同じくらい感動したわー ちょうど今、牛の直検終わったところです
明後日ぐらいには子牛が生まれそう(多分オス 今年もそろそろおしるこバクダンが恋しい季節がやってきますね モモンガが飛びまくって糞尿しまくるやつで大笑いしたな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています