日本サッカー協会は14日に技術委員会を開催し、日本代表の森保一監督(53)の評価などを議論した。

 技術委員会は日本代表監督を選定する機関で、10月に行われたカタールW杯アジア最終予選のサウジアラビア戦とオーストラリア戦を受けて森保監督の手腕に対する評価を話し合った。

 会議後にオンライン取材に応じた反町康治技術委員長(57)は「委員の方からいろんな意見もしてもらった。シビアに話をした」としたうえで「監督のマネジメントの力量も見ていくことになるが、我々としては全面的にサポートしていく。森保監督もファイティングポーズを取りながら、選手としっかり話し合いながら向き合っている姿は評価しないといけない。冷静沈着にやれることはできている」と森保監督の手腕や指導力を高く評価。森保ジャパンを維持していく方向が確認された。

 また、痛恨の黒星を喫したサウジアラビア戦後に主将のDF吉田麻也(サンプドリア)が「結果が出なければ協会、監督、選手も責任を取る覚悟はできている」と発言したことにも言及。「私も含めてみんなが責任のある仕事をしているので、主将の吉田がそうした話をしているのは理にかなっている。私もそういうことも頭に入れて仕事をしている」とチーム全体が強い責任感を持っていると強調した。

 ひとまず続投の森保監督は窮地からどのようにチームを再建するのか注目が集まる。

東京スポーツ 10/14(木) 19:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/780d07ddf862aaeaa01abc2661397d493e7b47d1