阪神で球団のスペシャルアシスタント(SA)を務める藤川球児氏が14日、自身のツイッターを更新。「投手が自分からマウンドを降りる 喝だー!!! 大先輩のお言葉をお借りします 笑」とつづった。

 真意について語られてはいないが、コメント欄には「不甲斐ない後輩を叱ってやってくだされ」、「ありがとうございます ずっとモヤモヤしていました きのうの降板の仕方」、「西投手にはチームと一緒に戦う姿勢を貫いてほしかった」など、賛同するコメントが多く寄せられた。

 前日13日の巨人戦(東京ドーム)で先発し、二回途中で自らマウンドで手を挙げて、緊急降板した西勇輝投手に向けられた言葉と捉えたファンが多かったようだ。

 逆転Vに向け、負けられない戦いが続く阪神だが、先発した西勇は1死二、三塁から松原の二ゴロの間に1点を失うと、マウンド付近から西勇が右手を挙げてベンチへ引き揚げて、そのまま交代。矢野燿大監督は試合後、「異変箇所?肘かな」と説明。具体的なことについては「検査してみないと分からない」と明かしていた

 藤川氏はこれまでに何度も、ツイッター上でも古巣・阪神に愛のある金言を送ってきた。西勇が登板8試合ぶりに勝利し、通算100勝を挙げた9月10日の広島戦(マツダ)後にも「虎が来た!! 間違いない…」とツイートするなど、虎のエースには特別な思い入れがある。同戦は結果的に引き分けに終わり、首位・ヤクルトのマジックナンバーも「8」に減った。わずかながら逆転優勝の可能性がある中で、咤(しった)激励でチームにエールを送ったようだ。

デイリー

https://news.yahoo.co.jp/articles/9231eadf500b745cd3026c512e20d11d1f1c1a67