2021.10.11 Mon posted at 17:31 JST
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(CNN) 米大リーグで活躍した野球選手で「シューレス・ジョー」としても知られるジョー・ジャクソンのサイン入りの写真が競売に出品され、147万ドル(約1億6600万円)で落札された。オークション運営会社のクリスティーズが明らかにした。

クリスティーズによれば、1911年の写真はジャクソンがサインしたもので存在が知られた唯一のもの。ジャクソンは読み書きができなかった。

クリスティーズによれば、サインが入ったスポーツ選手の写真としては落札価格が史上最高額となり、落札予想価格20万〜40万ドルを大きく上回った。

写真は11年3月にルイジアナ州アレクサンドリアで行われた春季キャンプに参加するジャクソンを撮影したもので、非常に状態の良いものだった。

ジャクソンは17年に行われたワールドシリーズでホワイトソックスの優勝に貢献した。しかし、19年のワールドシリーズでの八百長に関与し、大リーグでのプレーを禁じられた。

クリスティーズによれば、ジャクソンは13年のキャリアで1700本以上の安打を放ち、長打率は5割1分7厘。生涯打率3割5分6厘は大リーグ史上歴代3位。

ジャクソンは08年にフィラデルフィアでデビューし、10年にクリーブランド・ナップスに移籍。さらに15年のシーズン途中にホワイトソックスに移籍した。