フィギュアスケート東京選手権第2日 ( 2021年10月9日 ダイドードリンコアイスアリーナ )

女子で16年世界ジュニア選手権を制した本田真凜(20=JAL)は、フリー87・12点で合計140・70点にとどまり、12位となった。現在、明大2年の本田は演技後、大学卒業とともに現役生活に区切りをつけることを示唆した。

本田真凜はSP7位から逆襲できなかった。3季前と同じフリー「LOVERS」を舞ったものの、ジャンプが決まらない。「フリーの前はどうなるかなって感じだったけど、とりあえずはホッとしている」と話したが、12位と順位を落とした。春先はアイスダンスの練習に取り組み、「スケートを楽しいと思えた」と言う。16年に世界ジュニア女王となったが、近年は苦しい戦いが続く。

明大2年の20歳。「いろいろ考えた上でまた試合に出て、アスリートとして頑張りたい気持ちがある。大学生が終わるまでしか、自分の中ではないかなと思うけど、一つ一つの試合を全力で輝けるようにしたい」。大学卒業となる23〜24年シーズンが、現役ラストとなる可能性を示唆した。

スポニチ2021年10月10日 05:30
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