森保一監督の去就問題は、他国からも注目されている。

 7日のサウジアラビア戦に0‐1で敗れた日本代表は、カタール・ワールドカップのアジア最終予選で1勝2敗となり、グループの上位2チームに与えられる自動出場権獲得に早くも黄色信号が灯っている。

 当然、森保監督への風当たりも厳しくなるなか、同じ組に入っている中国のメディア『新浪体育』は「森保監督はプレッシャーに晒され、日本の世論は爆発する」と題した記事を掲載。「日本は1勝2敗で、3試合で1得点しか挙げていない。これは1982年のワールドカップ予選以来、最悪のスタートだ」と綴り、こう続けている。


「日本では、森保監督の解任を求める世論の波がある。指揮官は、疲れが見え始めていた柴崎岳を代えようとしたらミスが起きたと認めたが、日本のファンは、そんな“言い訳”は不十分だと考えている」

 同メディアはさらに「サウジアラビアとの試合前、日本サッカー協会の田島幸三会長は森保監督の続投を公に支持していたが、今は監督を交代する準備はできているはずだ」と伝え、こう締めくくっている。

「指揮官は少なくともイエローカードを出されている。オーストラリアとのホームゲームで彼の生死は決定する。勝てなかった場合、解任の可能性は90パーセントだ」

 12日に埼玉スタジアムで行なわれるオーストラリア戦で、森保監督は精彩を欠くチームを勝利に導けるか。中国のメディアも注視している。

サッカーダイジェスト 10/10(日) 7:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb4fc8188474e66bf43f42ddf1be972bd63d7fe3

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