10/4(月) 14:30
スポーツ報知

笠井信輔アナ、がん転移告白の小倉智昭氏の膀胱全摘出への迷いは「男性のプライドの問題でもあるんです」
笠井信輔アナ
 4日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月〜金曜・午後1時55分)では、フリーアナウンサー・小倉智昭氏がこの日、文化放送「くにまるジャパン極」に生出演。肺にがんが転移していることが判明し「ステージ4」の状態であることを明かしたことを報じた。

 小倉氏は2018年11月に膀胱(ぼうこう)がんの全摘手術を受けたが、19年1月にスピード復帰。この日までに肺にがんが転移したことが分かった。

 この日の番組には情報番組で小倉氏と長年、共演。自身も悪性リンパ腫から復帰した元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサーが電話出演。小倉氏の闘病について、「自覚症状がない状況でがんの転移が分かったということなんですが、ステージ4っていう言葉が大きく印象として伝わってしまうんですよ。私も全てを明らかにしましたけど、ステージ4って情報だけは公開しなかったんです。ステージ4って聞くと、もうダメだと思ってしまう人がとても多いので」と自身のケースを踏まえて発言。

 「小倉さんもそれを気にしていて、がんって転移したところで状況としてはステージ4と出てしまうので…。小倉さんも実は肺がんの状況って、がんは小さいいんですよ、とても。抗がん剤でたたきましょうってことになっていて。膀胱がんがどんどん浸食してステージ4ってなっているというイメージとはちょっと違うんです」と説明した上で「小倉さんも自覚症状がまったくない中で今を迎えているということです」と続けた。

 「小倉さん自身は膀胱の全摘出をしましょうとお医者さんに言われた時に悩んでいて。これは男性のプライドの問題でもあるんですよ。膀胱を全部取ることに小倉さんはすごくこだわっていて、もしかしたら、全摘出しなくてもできる方法があるんじゃないかと探っていて、そこに時間がかかってしまったというのがもしかすると、がんが進んでしまった一つの要因かも知れないねとは言っていました」と明かした。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/5042bd4ef440d3e91936a9d1a60570cbc4d33914