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 ねとらぼ調査隊では9月12日から9月18日までの間、「一番好きな『カミーユ・ビダン』の名言は?」というアンケートを実施しました。

 40年以上続くガンダムシリーズの中でも、登場人物や機体の魅力、ストーリーの完成度の高さなどから屈指の人気を誇るTVアニメ第2作「機動戦士Zガンダム」。特に主人公のカミーユ・ビダンは高いニュータイプ能力を持ちながら、激情型の性格で等身大の少年らしい一面もあり、自然と感情移入してしまうような魅力的なキャラクターでした。…
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 今回のアンケートでは、計1865票の投票をいただきました。たくさんの投票ありがとうございます!

 ガンダムシリーズの中でも特にキャラクター同士の複雑な人間関係や戦争の悲劇性を強く描き、高い人気を誇る「機動戦士Zガンダム」。その主人公であるカミーユ・ビダンは、高いニュータイプ能力を持ち、身勝手な理由から戦争を引き起こす大人たちに対して反抗する態度が人気となりました。そんなカミーユのセリフで最も人気を集めたのはなんだったのか、結果を見ていきましょう!

第10位:本当に排除しなければならないのは、地球の重力に魂を引かれた人間達だろ! けど、その為に大勢の人間が死ぬなんて、間違ってる!

 第10位は、クワトロ・バジーナ、ハマーン・カーン、パプテマス・シロッコの3人が対面している場面に、カミーユが乱入をして言い放ったこのセリフです。大義名分のために人を簡単に殺す大人たちに対する核心をついた言葉でした。

第9位:フフフフフ、ハハハハハハ、ざまあないぜ!

 第9位は、自分を尋問した相手に対して、モビルスーツに搭乗したカミーユが威嚇射撃をした際に言ったセリフです。大人だからという理由で偉そうにする人間を嫌っていたカミーユ。ですが、生身の人間に対してモビルスーツで射撃するのは、ちょっとやりすぎかもしれませんね。増長しやすい思春期の少年ならではのセリフといえるでしょう。

第8位:……あ? 大きな星が点いたり消えたりしている……。あはは、大きい! 彗星かな? いや、違う……違うな。彗星はもっと、バァーって動くもんな 暑苦しいなぁ、ここ。うーん……出られないのかな? おーい、出してくださいよ。ねぇ?

 第8位は、最終回でのこのセリフ。シロッコとの最後の激戦を制したカミーユでしたが、シロッコが死に際に見せた怨念のような力によって、カミーユは精神崩壊をしてしまいます。これまでの戦いの記憶なども消失してしまい、子どもに戻ってしまったような言動をするカミーユ。最後の場面で主人公が精神崩壊をするという前代未聞のラストを迎え、戦争の悲劇を表現しました。

第7位:分かるまい! 戦争を遊びにしているシロッコには、この俺の体を通して出る力が!

 第7位は、シロッコとの最終決戦に望んだカミーユのセリフ。ジ・Oを操り、これまでにない強さを見せるシロッコに対して、カミーユは死んでいった仲間たちの想いを背負いながら戦っていました。その気迫は、戦争を軽々しくとらえているシロッコは感じることができず、徐々にカミーユが搭乗するZガンダムにおされていくことになります。

第6位:ここからいなくなれー!!

 第6位も、同じくシロッコとの決戦時に言い放ったこのセリフ。宿敵シロッコとの決戦もクライマックスとなり、不思議な力を宿し始めたカミーユの搭乗するZガンダム。シロッコの搭乗するジ・Oが、制御不能となり動かなくなった時に「ここからいなくなれー!!」と叫びながら、カミーユはウェイブライダーに変形したZガンダムもろとも突撃してとどめを刺しました。