まだ同点という状況での早期交代。大エースからすれば信じられなかっただろう。

 現地時間9月19日に開催されたリーグ・アン第6節で、パリ・サンジェルマンは難敵リヨンとホームで対戦。54分に先制を許したものの、66分のネイマールのPKと後半アディショナルタイムに決めたマウロ・イカルディの劇的弾で、2‐1の逆転勝利を飾った。

 話題となっているのが、マウリシオ・ポチェティーノ監督の采配だ。なんとリオネル・メッシを、76分という早い時間帯でアシュラフ・ハキミと交代させたのだ。

 この試合を含め、移籍後の公式戦3試合でまだ無得点とはいえ、勝負が決まっていない状況でメッシが交代を強いられるのは、バルセロナ時代にはほとんどなかったことだ。

 ベンチに下がってきたメッシは、握手を求めてきた指揮官に一瞬手を出したものの、ちゃんとしようとはせず、怪訝そうな表情を浮かべて不満を露わにした。


 このやり取りは各国メディアが続々と報道。ベルギー・メディア『sporza』が「勝利にもかかわらずパリSGでパニック。リオネル・メッシが早期交代後に監督に腹を立てる」と報じれば、スペイン紙『MARCA』 も「全く理解できないという顔を見せた」と伝えている。

 劇的勝利にもかかわらず、この采配は物議を醸すことになりそうだ。

サッカーダイジェスト 9/20(月) 6:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/2163e6534d1d2e00ebd9ffa2e57757b8f073b067

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