要するに家族による財産相続なのか、氏族による位の継承なのかって話で、西欧諸国のは王国って財産を家族で相続していくもの
子供であれば、男女の差別を設けるのはいかがなものかということになるのは理解できる
だが、皇位という位を神から承認されて受け継ぐのは特定の男系氏族であるとされている天皇の場合、男女の差別はよくないとしても、
それは単に皇位につく人が女であっても構わないというところまでしか許されない
女帝が皇族以外の誰かと結婚して生まれてきたものは特定の男系氏族には該当しないからだ
よって女帝の後継者は彼女の子供ではなく、特定男系氏族の中から選ばれることとなる
だがそういうことをすると、家族相続に慣れた現代日本人の感覚からズレたことになりかねないので、最初から女帝を設けないのが吉