パイレーツは筒香嘉智の2本のタイムリーなどで5回までに6点を先行。6回表に2番手ニック・ミアーズが4点を失い、9回表には4番手クリス・ストラットンがソロ本塁打を浴びて1点差に迫られたが、6対5で逃げ切った。パイレーツ先発ディロン・ピータースは5回5安打無失点で今季初勝利(2敗)、ストラットンは今季5セーブ目をマーク。レッズ先発のウェイド・マイリーは5回途中10安打6失点(自責点5)と打ち込まれ、今季6敗目(12勝)を喫した。

 パイレーツは初回に筒香、ジェイコブ・ストーリングス、ベン・ギャメルと3本のタイムリーで3点を先制。5回裏に筒香とストーリングスのタイムリーなどで再び3点を奪い、マイリーをノックアウトした。レッズは6回表に一死満塁のチャンスを作り、タッカー・バーンハートとカイル・ファーマーのタイムリーなどで一挙4得点。9回表にはニック・カステヤーノスの29号ソロで1点差に迫ったが、熾烈なワイルドカード争いが続くなか、地区最下位のパイレーツを相手に痛い敗戦となった。

 パイレーツの筒香は「4番・一塁」でスタメン出場し、ライトへのタイムリー、ライトフライ、レフトへのタイムリー、センターライナーで4打数2安打2打点の活躍。今季の通算成績(3球団合計)は打率.208、OPS.699となった。一方、レッズの秋山翔吾はベンチスタートとなり、最後まで出場機会がなかった。

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