9/14(火) 8:34配信
スポーツ報知

東京・六本木のテレビ朝日

 14日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、17日に告示が迫った自民党総裁選(29日投開票)を特集した。

 有力候補の石破茂元幹事長が出馬せず、河野太郎行政改革相支援に回ることが濃厚になったことについて、コメンテーターで出演の同局・玉川徹氏は「昨日、石破さんに会いに行ったのは河野さん、思い切ったなと思いますね」と、まずコメント。

 「先週の金曜日の会見で、ああ、やっぱり河野さんでも安倍、麻生支配からは逃れられないんだな、じゃあ、改革できないじゃないかというトーンが生まれたと思うんです」と続けると、「だけど、河野さんは安倍さんにとって敵である石破さんのところに自ら行って支援を要請した。ある種、今までの流れを逆転させることを狙ったんじゃないかと思いますね」と分析した。

 さらに「石破さんの方もこれで(総裁選に)出ない理由ができた。河野さんが改革をやるんなら、私は助ける、今回は引きますというような理屈ができた」とした上で「これで安倍さん、麻生さんが黙っているのかという話ですよね」と発言。

 「世論調査の数字では、河野さんと石破さんの(自民支持層の)支持層を足すと、50%を超える。河野さんとしては、決選投票になるとちょっと厳しいと思ったんでしょうね。だから、1回目の党員投票で勝ち切るんだと。そのためには石破さんのところに行かなきゃいけなかったんだと思う」と話した。

 最後には「改革には2種類あって。一つは安倍、麻生支配を改革する。もう一つは既得権を持っているところから、それを取っ払って日本のために何ができるのかという改革。もしかしたら、安倍、麻生支配は改革できるかも知れないけど、大事なのは既得権を打破して原発に象徴されるものを変えられるのかということ。だから、ちょっと期待が出てきたかなと(思う)」と結論づけていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e2b3348ee9805e1138b0de6618cbcc7bfa0d5e3a