9/7(火) 15:32
スポーツ報知

橋下徹氏、密フェスでクラスター発生の可能性に「ルール守らず非難に値」も「完全補償する仕組みがないと」
橋下徹氏
 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が7日、TBS系「ゴゴスマ〜GOGO!Smile!」(月〜金曜・午後1時55分)に生出演した。

 番組では、先月29日に密状態で行われた野外フェスイベント「NAMIMONOGATARI2021 ―the next world story―」(愛知県国際展示場)で、14人が新型コロナウイルスしたクラスターが発生した可能性があることを報じた。14人はフェスに参加した客とみられる。

 また、愛知県と名古屋市はフェスに参加した県民・市民に無償でPCR検査キットを提供。6日午後1時までに計958件の申し込みがあったといい、申込者全員の検査は終了しておらず、今後も増える可能性があるということも伝えた。

 橋下氏は「ルールをきちんと守らずに開催したのは当然、非難に値すると思う」とした上で、「ただ政治・行政の方にもいろいろあると思う。(開催場所の)常滑市は開催日の直前に緊急事態宣言が発令され、急きょ酒類提供も禁止に持っていかざるを得ない状況になった。民間事業からすると仕入れた物を売れないような状況に、急に行政から言われても民間事業からすると赤字はどうするんですかという話になります。もちろんイベントに補助金も出ているみたいなんですけど」と話した。

 そして「一般論として政治・行政がイベントを止めるのであれば、しっかりとした保証はやらないといけないと思いますよ。決して主催者が全て正しいというつもりはありませんが、それでもイベントを中止したり、特定の業種の営業を止めるのであれば、そこの赤字分は完全補償するような仕組みがないと、国民側からすると猶予期間を与えてくれないと、そんなの急に中止出来ないよ、仕入れた物を廃棄出来ないよという言い分は絶対に出ると思う」ときちんとした補償をする必要性があるとした。

https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210907-09071104-sph-000-1-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/198c98c87c8d6d118ecba232786eb9e99ec79f15