フロントガラスをツルハシで割られた
たけしはロールス・ロイス社に連絡をとることにした。
すると、やがて水平線のかなたから小型飛行機が現れて彼にピカピカのロールス・ロイスの新車を届け、
フロントガラスが割られた車を積み込むと瞬く間に引き上げていったのだ。
あっけにとられながらも対応の早さに感心したたけし。
だが不思議なことにいつまでたってもロールス・ロイス社からの連絡や請求書が来ない。
新車を飛行機で届けてもらったのだから、さぞや高い金額を請求されるだろうと思っていたのに。
不審に思ったたけしは業者に連絡した。
たけし「助かったよ、ツルハシでガラス割られちゃって、どうしようかと思っていたんだ」
ロールス・ロイス社「たけし様、何かのお間違えではありませんか？ ロールス・ロイスは壊れません」
