柳楽優弥が主演を務め、有村架純、三浦春馬さんが共演する『映画 太陽の子』(全国公開中、配給:イオンエンターテイメント)の全米公開が決まった。11月12日よりロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコなどでの公開を予定している。併せてインターナショナル版予告とビジュアルも披露された。

 1945年の夏を舞台にした本作は、“日本の原爆開発”を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた3人の若者たちの決意と揺れる思いを描く日米共同制作の青春群像劇。大河ドラマ「青天を衝け」の演出を務めている黒崎博が、監督・脚本を担当した。

 全米公開が決定したことについて、「製作当初から多くのアメリカの方に見ていただきたいという気持ちがあり、今は公開が本当に待ち遠しいです」と言うプロデューサーの森コウ。「手応えは既に感じていて、賞レースに絡む可能性を高く持っていると思います。アメリカ人の原子爆弾の捉え方は日本とは全然違うものですが、意識としては同じくとても高いもので、間違いなく興味を引くものだと思っています。しかし、最も重要なのはその興味の部分ではなく、実際に作品をご覧いただいて、ストーリーや俳優のみなさんの演技がアメリカでどう評価されるのか。そこに期待しています」とコメントしている。

 また今回、日本の新たなビジュアルも公開。同ビジュアルを使用したA5サイズのポストカードが、8月21日より全国の公開劇場で本編鑑賞者を対象に数量限定で配布される。配布劇場などの詳細は映画の公式サイトで確認できる。(清水一)


2021年8月17日 18時00分
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