泣くきっかけになったのは、地元シンシナティの記者が記者会見の方式やメディアとの関係性を問うた質問。
数秒黙って「ごめんなさい、考え中」と上を向くなどした。司会者が「次の質問に移りますか?」と聞いたが
「興味深い話題なので答えたい。もう1度質問を言ってほしい」と自ら求めた。
改めて「会見が好きではないとのことだが、よりよい方法があるなら探りたいと思う」などと問われると
「私はみんなのために話すことはできない。自分のためにしか話せない。
でも若い頃からメディアにたくさん興味を持たれて、それは自分のバックグラウンドも一因だと思う。
第一に私はテニス選手であって、だからこそ多くの人に興味を持ってもらえているのだと思う」などと答えた。

答え終わった後から泣くのを我慢するような様子をみせた。旧知の記者から全米OPに向けての準備、
ハイチへの思いなどの質問を聞いているうちに、涙がこらえきれなくなり、
記者が「ごめんなさい」と言うと「いえ、あなたはとてもいい人だから」と言いながら、涙があふれた。
司会者が「少し休憩をとりましょう」と促し、オンライン画面を一時切断。
約4分の中断後、「先ほどの質問をもう1度。その後は日本語の質問に移ります」と再開させた。
大坂は英語の質問に1つ、日本語の質問に3つ答え、約20分間の会見を終えた

良い会見だと思うけど