8/14(土) 5:15配信
東スポWeb

五輪の取材現場には中居正広もいた

 新型コロナ禍の東京五輪が閉幕してから1週間が経過した。日本選手団の大活躍により、空前のメダルラッシュとなった今大会だが、選手以外で目立ったのは、アイドルながら五輪報道に関わったジャニーズ所属タレントたちの姿だ。自国開催の五輪を盛り上げるため、期待を込めて各局に起用されたジャニタレの評価とはいったい――。

 自国開催の東京五輪だけに、本来ならテレビもお祭り騒ぎとなるはずだったが、各局ともコロナ禍で派手な演出はなし。その分競技をきちんと報じることに重きが置かれ、キャスターの質がより試される大会となった。

 NHKは、昨年大みそかの紅白歌合戦を最後に活動休止した「嵐」の櫻井翔(39)と相葉雅紀(38)をスペシャルナビゲーターに起用。櫻井は過去に5度の五輪キャスター経験があり、相葉も2016年から19年までスポーツ情報番組「グッと!スポーツ」のMCを務めてきた。そんな経緯で今回の起用となったが、現場の評判はイマイチだったようで…。

「スタジオ出演が主だった櫻井は、まるで紅白のように一字一句カンペ頼りなため、きっちりカンペを作り込む必要があった。しかも予定調和の紅白とは違って、一瞬で状況が変わるのがスポーツ報道の現場。櫻井の出演時間が長くなるほどカンペの用意に時間を取られ、現場の不満はたまる一方だったようです。試合に対する感想すらもカンペに頼る始末で、陰ではカンペマシーン≠ニ皮肉られていた」(NHK関係者)

 一方、普段は天然キャラで知られる相葉だが、五輪という大舞台では気を遣いすぎてしまったという。

「相葉は試合会場にも取材に出向いて試合後の選手にインタビューしたが、選手へのリスペクトが出過ぎたのか、『すごかった』とか『感動した』とか、単純な言葉に終始して鋭く切り込むことができなかった。そのため現場では、このままでは足りないと判断され、相葉のインタビュー後に追加インタビューに追われるのが恒例となっていたようです」(同)

 フジテレビの五輪キャスターを務めたのは関ジャニ∞の村上信五(39)だ。持ち前の明るさで好評だったかと思いきや、逆に気さくすぎる態度が問題だった。

「村上は18年秋から不定期で放送された『村上信五∞情熱の鼓動』という、東京五輪に向けた番組のナビゲーターを務めてきた。それだけに気合十分だったが、逆に空回り。一度取材した選手には、距離感が近くなりすぎたのかタメ口を連発していた」(フジテレビ関係者)

 実際に一部では、「調子どやねん!」「次の試合はどうなん?」などと、村上がある選手に対してタメ口でインタビューをしたと報じられてもいる。村上にしてみれば親近感の表れだったのかもしれないが…。

 KAT―TUN亀梨和也(35)も不穏だった。日本テレビのスポーツ番組「Going!Sports&News」でベースボールスペシャルサポーターを務める亀梨は、金メダルを獲得した野球の侍ジャパンを取材した。

「日テレの番組のインタビュー後に各マスコミによる囲み取材が行われたが、現場には各国の記者も詰めかける密状態。そんななか先にインタビューを終えて移動しようとする亀梨の前に記者たちの壁が立ちふさがった。状況的に仕方がないのに、亀梨は記者をひとニラみして人払いしたんです。さすがに驚きましたね」(野球関係者)

 さらに現場では3月まで「Going!」で共演していた佐藤梨那アナ(26)とイチャついている場面も目撃され、ひんしゅくを買ったとか。“ジャニーズ五輪”はメダルなしに終わったようだ。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/5a36fefd00338d4a4f83c8ebb2036056bd63d6ab